「食」を通じて心と体を支える、健康づくりのスペシャリストを育てます。
私たちが生きていくうえで、健康ほど大切なことはありません。そして健康は、食べることと切っても切れない関係にあります。生活習慣病への理解や健康志向の高まりとともに、食品のエネルギー量や栄養成分、安全性など「食」に対してさまざまな関心が寄せられるようになりました。現代社会には今、正しい「食」の知識と、それを実践するスキルを持った専門家が必要です。健康に関するあらゆる問題を「食」を通じて解決することのできるスペシャリストを養成します。
在学生の声

病いと闘う人たちに「食」の楽しみを
入院していたとき、唯一の楽しみが食事でした。小さいころの話ですが、それが医療と食の分野に関心を持つようになったキッカケ。その両方に関わることのできる仕事が管理栄養士なんです。
とにかく実習とレポートに明け暮れる毎日。でも、ちょうど今、この大学でいちばん学びたかった「病院食」の実習をやっているところなので、必死に学んでいます。先日は、飲み込みがうまくできない人のための「嚥下コントロール食」を作りました。ミキサーでドロドロにした流動食。普段の「食」とはまったく異なりますが実際に作って食べてみると患者のことがよくわかります。
今日作ったのは、タンパク質コントロール食。慢性腎不全患者のために、タンパク質を20gとか30gに抑えた治療食です。5人の班で、和・洋食、サンドイッチやおそばなど7食作りました。彩りや盛り付けにも気を使って。デザートもついているし、味はとってもおいしいんですよ。お昼を食べてないので、なおさらですけどね。こんなに本格的な治療食実習を行っている大学は、日本では珍しいって、先生がおっしゃっていました。
教員のメッセージ

食の大切さ、食への感謝の気持ちを伝える発信者になりたい!
食の大切さを感じている人、健康でありたいと願う人、社会で活躍したいと願う人、他人の役に立ちたいと思う人…健康栄養学科は、管理栄養士をめざす学生たちを応援する学科です。十分な基礎力を身につけると同時に、社会や時代のニーズに敏感に応えられる管理栄養士になれるよう、授業では模擬栄養指導などを取り入れ、自分で考え実践しながら学ぶことを重視しています。こうした積み重ねが将来、管理栄養士として働くうえでの確かな力となり、自信につながるはずです。食のプロとして、社会で通用する人材になる。川口さんをはじめ本学科の学生たちは、この大きな目標に向けて真摯に授業に取り組んでいます。幅広い学びを通して自分を磨き、有意義な未来につなげていって欲しいですね。
学びの分野
教育の特徴は少人数教育を徹底し、即戦力を養うこと。
学年進行とともに学外実習を数多く取り入れ、現場で活躍する管理栄養士の姿を良く観て、知り、進路に行かせるように配慮したカリキュラム編成になっています。管理栄養士の業務は、人の栄養・健康管理に関わる為、基礎力はもとより、人との和を大切にうできる人間力も身につけています。
実習・演習風景

臨床栄養アセスメント実習
対象者の栄養管理を行うために、身体計測を通して栄養状態を正しく判定する技法を学びます。実習では身長・体重・皮下脂肪・体脂肪・基礎代謝等を測定します。

実践健康栄養プロデュース実習
少人数のゼミで関心のある分野の学びを深めます。臨床栄養領域では、症例の身体計測値や臨床検査知から栄養状態を判定し、栄養ケアプランを立案します。

公衆栄養学実習
地域社会で生活する人たちの栄養問題を把握するため、公衆栄養学の視点から地域検診をおないます。この診断結果に基づいて、地域の栄養計画を策定します。

基礎調理学実習
日本料理をメインに日常食、客膳料理、行事食等を実習を通して調理の技術、食材の取り扱い、献立について学び、日本人の繊細な感性と自然の恵みに感謝する心をはぐくみます。調理のコツを科学的な理論に基づき短時間に美味しい料理作りを目指します。

栄養教育実習
対象者の理解に始まって、栄養教育の一連のプロセスを理解します。ロールプレイなどを通して実践力を身につけながら、栄養教育を効果的に行う方法を習得します。

栄養教育実習(栄養教育一種免許)
教育実習校において1週間食育の実習を行います。「食に関する指導」と「学校給食管理」に直接関わります。

食品衛生学実験
食品の安全性を確かめるための物理的・化学的・微生物的検査手法を習得します。アイスクリーム、サラダや調理パンといった身近な食品を用いて実験を行います。

給食経営管理実習
給食経営の理念や目標を明確にし、対象者の栄養状態やニーズに応じた食事を作ります。学生が主体的に実習に取り組みながら、おいしく安全で、顧客満足度の高いフードとサービスを学びます。

臨床栄養Ⅰ臨地実習
病院においてベッドサイド訪問、個別の集団の栄養指導の見学を通して、栄養アセスメントや栄養ケアプランの作成、実施、評価を学びます。
めざせる資格
国家資格・任用資格
- 栄養士
- 管理栄養士(受験資格)
- 食品衛生管理者(任用資格)
- 食品衛生監視員(任用資格)
教員免許
- 栄養教諭一種
民間資格
- フードスペシャリスト(受験資格)
めざせる仕事
- 行政や病院、福祉施設をはじめ食品メーカーなどで活躍する管理栄養士
- 小中学校で学校給食の運営及び食育の授業を担当とする栄養教諭
- 食の安全に貢献する食品衛生の責任者や、公務員として消費者の食生活を守る監視員
- 食品メーカーやフードサービス産業での商品やメニューの企画開発
教員紹介
| 氏名 | 職位 | 担当科目 | 専門分野 |
|---|---|---|---|
| 朝山光太郎 | 教授 | ・ライフステージ別栄養学I ・ライフステージ別栄養学II ・臨床栄養学II |
・小児医学 ・内分泌・栄養・代謝学 ・臨床予防医学 |
| 金澤良枝 | 教授 | ・臨床栄養マネジメント論 ・臨床栄養マネジメント実習 ・臨床栄養I臨地実習 |
・腎疾患の栄養管理 ・内分泌・代謝疾患の栄養管理 |
| 倉田澄子 | 教授 | ・栄養教育総論 ・栄養教育方法論 ・栄養教育実習I |
・栄養教育 ・栄養学 |
| 田中弘之 | 教授 | ・公衆栄養学I ・公衆栄養学II ・公衆栄養学実習 |
・栄養政策 |
| 四十九院成子 | 教授 | ・健康と食生活 ・調理学 ・調理学実験 |
・調理学 ・調理と酵素 |
| 林一也 | 教授 | ・応用食品学 ・食品衛生学 ・食品衛生学実験 |
・食品開発学 ・食品機能学 ・食品製造学 |
| 馬場修 | 教授 | ・生化学I ・生化学II ・生化学実験 |
・ビタミン栄養 ・食品栄養 |
| 松田正己 | 教授 | ・公衆衛生学I ・公衆衛生学II ・公衆衛生学実習 |
・公衆衛生学 ・国際保健学 ・生命倫理学 |
| 横山弥生 | 教授 | ・化学入門 ・基礎化学 ・有機化学 |
・有機化学 ・機能物質化学 |
| 内田敬子 | 准教授 | ・解剖生理学 ・病理学 ・臨床栄養学 |
・小児科学 ・小児循環器学 |
| 海野知紀 | 准教授 | ・基礎食品学 ・基礎栄養学I ・基礎栄養学II |
・食品栄養学 ・食品機能論 |
| 酒井治子 | 准教授 | ・ライフステージ別栄養教育論 ・栄養教育実習II ・公衆栄養臨地実習 |
・地域栄養学 ・栄養教育学 |
| 佐久間昭子 | 准教授 | ・臨床栄養アセスメント論 ・臨床栄養アセスメント実習 ・臨床栄養II臨地実習 |
・臨床栄養治療学 |
| 冨永芳枝 | 准教授 | ・基礎調理実習 ・応用調理実習 ・食・空間プロデュース論 |
・日本料理実習 ・食文化 |
| 橋本文子 | 准教授 | ・Listening & Speaking ・Reading & Writing |
・英語学 ・音声学 |
| 吉田博幸 | 准教授 | ・スポーツ栄養学 ・運動生理学実習 |
・運動生理学 ・発育発達 |
| 吉野知子 | 講師 | ・給食経営管理学 ・健康フードマネージメント実習 |
・給食経営管理学 |
| 楯晶子 | 助教 | ・栄養教育実習 | ・栄養教育 |
| 城田直子 | 助教 | ・臨床栄養アセスメント実習 ・臨床栄養マネジメント実習 ・臨床栄養I臨地実習 |
・臨床栄養学 |
| 小野かお里 | 助手 | ・食品学実験I ・食品学実験II ・公衆衛生学実習 |
・調理科学 |
| 建路七織 | 助手 | ・給食経営管理実習 ・健康フードマネジメント実習 ・給食運営臨地実習 |
・給食経営管理論 |
| 小沢真由美 | 助手 | ・食品学実験 ・生化学実験 |
・食品学 |
| 山岸美穂 | 助手 | ・調理学実験 ・応用栄養学実習 |
・調理学 |
| 吉澤仁美 | 助手 | ・応用食品学実験 ・解剖生理学実験 |
・食品学 |






















