
私たちのくらしと児童学科
くらしの課題を考える

子どもの人見知りはないほうがいい?


そうではありません。人見知りは成長の証しです。
生後7か月~1歳半にピークを迎える人見知りは、母親と他者の違いを認識できるようになった印で、赤ちゃんの成長の証しです。「大人になって社交的になれないんじゃ…」と口にするお母さんもいますが、そうした心配は無用です。
柳瀬研究室 |
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子どもと女性、家族に関わる問題を探究。
子どもをめぐるさまざまな問題が取り上げられている今、子どもの心の基盤である家族への支援が重要な課題として注目されています。私のゼミでは、学生に個人のテーマ設定を委ねつつ、主にこのような子どもと女性、家族に関わる問題を広く扱っています。保育者として、一人の女性として、子育て中の家族を深く理解し支援できる力を身につけてほしいと考えています。
柳瀬 洋美 准教授

子どもと音楽を楽しむのに、何かコツはある?

いろんな「音」に注目し音楽を広く捉えましょう。
子どもは遊びの中で、動物の鳴き声や乗り物の音を声で真似したり、身の回りのもので音を出したりと、いろいろな表現を楽しんでいます。楽器や歌を用いた音楽表現にとらわれず、自然音や生活音を交えるなど、自由な表現を楽しみましょう。
山原研究室 |
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「音楽」と人の関わりを探究
音や音楽に関わるテーマを幅広く扱っています。古来より人の営みとともに存在してきた音楽は、その社会的・文化的背景を含めて考察する必要があります。ゼミ生の多くは、子どもを取り巻く音環境の考察や、歌唱教材の分析、音楽享受のあり方などについて取り組んでいます。研究を通じて、子どもにとっても大人にとっても欠かせない音楽の奥深さに気づいてもらえたらと願っています。
山原 麻紀子 講師
近年の卒業研究テーマ例
- ●名づけの由来と子育ての価値観の変遷 ―幼児の親世代と大学生の親世代を比較して―
- ●保育現場における男性保育者の役割を考える
- ●幼稚園における発達段階を考慮した算数的活動の在り方
- ●発達障害のある子どもへの指導法について ―個別支援計画の作成―
- ●子どもの権利に関する法制度と課題
- ●森のようちえんに通う子どもの変化についての一考察
- ●食育基本法が絵本に与える影響
- ●子育ての世代間連鎖に関する一考察 ―母親の被養育体験に着目して―
- ●子どもが好むおもちゃの特徴と魅力について ―おもちゃの取り合い場面を中心に―
- ●絵本の読み聞かせにおける意義と配慮についての検討 ―保育所と図書館の比較を通して―
家政学院がもっとわかる!