東京家政学院大学 Tokyo Kasei Gakuin University

世の中が変わる、家政が変える

ニュース・トピックス

【教員著書紹介】ロンドン大火-歴史都市の再建(現代家政学科 大橋 竜太教授)

2017/11/21
本学教員の著書を紹介します。
 
書名:ロンドン大火-歴史都市の再建
著者:大橋 竜太(現代家政学科 教授)
内容:中世の繁栄は燃え尽きこの日から「近代」が始まった。史上最大の災厄であった1666年大火からの復興を都市再生、そして建築史の観点から再評価する。
著者から皆さまへ危機をチャンスに変える。まさにこの言葉を実践したのが1666年の大火後のロンドンである。市内の約6分の5が焼失するといった大災害から、わずか数年で歴史都市は蘇えった。その際、住民合意のまちづくり、建築への科学の応用、火災保険制度や消防隊の創設など、今ではあたりまえかもしれないが、当時としては真新しかった近代的手法を多数用いながら、都市の伝統を守った。それぞれの分野で、構想されつつあった新アイディアが実現されたのだ。ものごとを変えるにはきっかけを逃さないことが大切なのはもちろんのこと、変えるためにはそれ相応の準備が求められる。ロンドンの再建は、そのことをわれわれに教えてくれた。
担当編集者(原書房:石毛力哉様)からの一言:大陸のそばに位置する島国。そういうそもそもの親近感もあるようで、イギリスに関心を持つ日本人は少なくありません。歴史のジャンルでも古代ローマの次くらいに読者がいます。エリザベス一世、ヴィクトリア朝、シャーロック・ホームズに切り裂きジャック、ビートルズ……。歴史からサブカルまで幅広く関心を持たれています。「ロンドン大火」は、そんなイギリスの、実はまだあまり探られていない「歴史的大事件」です。建築史がご専門の大橋先生は、そこに都市の再建とともに大きな社会構想を見ています。歴史都市として残すものは残し、都市機能を強化して効率化をめざし、また消防システムや保険の整備についてなど、当時の視線とともに、その全体像をわかりやすく提示しました。イギリス史の全体像を把握するのに必要な本がまたひとつ生まれたと感じています。
出版社:原書房
出版年:2017年8月21日発行
価格:2,800円+税
ISBNコード :978-4-562-05423-7 
戻る