東京家政学院大学 Tokyo Kasei Gakuin University

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学院女子、元気です(第1回)児童学科 小学校教員採用試験合格者よる座談会「先生になりたい!」

2015/11/30

今年度、児童学科では小学校教員希望者の8割ほどが採用試験に合格いたしました。

今回、小学校教員採用試験合格者3名を招いて、小学校教員を目指した理由、採用試験合格のためにがんばったことなどをざっくばらんにトークしてもらいました。

聞き手 和久 雄亮(入試広報グループの駆け出し広報担当)

場所 町田キャンパス 図書館ラーニングコモンズ

 

和久:小学校教員採用試験合格おめでとうございます。児童学科では教職希望者の8割ほどの合格者を出しましたが、今日は合格者から3名にお出でいただきました。さっそく、合格までの道のりを振り返り、「先生になる!」という抱負を3人で大いに語って下さい。

 

和久:しょうちゃんはどうして先生になりたいと思ったんですか?

 

しょうちゃん:私、先生になりたいと思ったのは、小学校時代の先生にあこがれたからです。

  学生C

「しょうちゃん」さん

児童学科4年

神奈川県採用

さっちゃん:そうそう、私も。

しょうちゃん:小学校の時の先生で思い出に残っているエピソードってある?

さっちゃん:クラスの男の子達がオルガンでいつも悪ふざけをしていたの。それで何人かで先生にその子たちを注意して下さいとお願いしに行ったら、先生から、それに気づいたあなた達自身で注意すべきでしょっていわれた。最初は正直、えっと思った。

  学生A

「さっちゃん」さん

児童学科4年

横浜市採用

しょうちゃん:確かにえっ、だよね。

さっちゃん:でも、あなた達が本当にその子をクラスメイト、友達として大切に思っているなら注意できるはずよ、って先生はいってくれた。私たちを一人の人格として、扱ってくれていたんだね。あんなさんは?

あんな:私もそうなんだ。連合音楽会があって、代表クラスとして練習していた時に、締め太鼓のソロがどうしても上手くできなかった。上手くできなくて私が苦しんでいたのを指導の先生が励ましてくれた。それに先生は練習中の一人ひとりを大切にしてくれた。だから…。

  学生B

「あんな」さん

児童学科4年

相模原市採用

さっちゃん:小学生の頃だと、とくに先生が平等に接してくれた印象は残るよね。私、高校の部活でハンドボールやってたんだけど、指導の先生が部員の一人ひとりに目配りをしてくれた。それも先生になりたい、と思った動機かな。

しょうちゃん:私は小学生の時に転校したから、担任の先生が毎日話しかけて、不安でいっぱいの私の気持ちを和らげてくれた。それが安心感につながった。で、小学校の先生にあこがれていた。

あんな:それで小学校の先生を目指したの?

しょうちゃん:じゃなくて、大学では幼稚園を希望していたんです。東京家政学院大学では三つ取れるからね。でも、小学校でのボランティアや児童館のイベントに参加してきて、子どもたちが信頼してくれたり、クラスを創り上げたりするのにとっても魅力を感じたの。それで、私は保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の免許を取ることにした。

 

 

和久:みなさんは教職を目指してどんな準備をしてきましたか?

 

さっちゃん:3年生から小学校の現場でボランティアをして、横浜市教員養成塾にも通って社会人としてのマナーなどを学びました。ともだちとは何度も面接練習したな。

あんな:私は理系の勉強が好きだったから、2年生の時に新海先生の算友会に参加して算数教育を学びました。面接・集団討論・小論文の対策もやったな。それに、教育実習でお世話になった先生方から採用試験の模擬授業のアドバイスを頂いたり、たくさんの方々に支えられながら勉強してきました。

しょうちゃん:私も小学校のボランティア、新海先生の算友会、神奈川県教員養成塾を通じて勉強した。遠足や修学旅行や宿泊体験学習にも参加しましたよ。

あんな:遠足や修学旅行や宿泊体験学習で印象に残っていることってある?

しょうちゃん:修学旅行の引率。生徒が明日は何時に起きればいいの?とか、しおりを読めば分かることを平気で先生に聞くんだよね。しかし、先生は朝6時に起きなさいという指導はしない。しおりに書いてあるから、読みなさいとひと言。冷たいわけじゃなくって、生徒の自主性を養うためと分かった時に、なるほどと思った。

さっちゃん:自分たちで考えて行動する、それって私たち大学生にも必要なことだよね。

しょうちゃん:保護者への対応はどうだった?

さっちゃん:児童館でボランティアをしていた時には、お迎えに来た時保護者の方にその子の良かったことを、ひと言でも報告するようにしていた。

しょうちゃん:とても大切だよね。良いことを報告するって。

あんな:私も同じだな。保護者の方からすれば、子どもたちを見られない時間って不安だから、その不安を解消するには、私たちが子どもたちをしっかり見て、どう過ごしたかを伝えるのが一番だよね。

 

 

和久:教職を目指す上で、大学での授業からどんな刺激を得ましたか?

 

さっちゃん:私は長谷先生の授業が印象に残っています。長谷先生は実際に小学校で教鞭をとられていた先生なので、授業中に先生が体験をした話を聞けたことが刺激になった。

しょうちゃん:新開先生の読み聞かせの授業がすごく役に立ったな。小学校の授業で、実際に読み聞かせをしたら、先生方にうまいねとお褒めの言葉を頂きました。

あんな:私はパネルシアター(※)かな。もともと人前に立つのが苦手だったんだけど、パネルシアターを繰り返しやったことで、人前で話すことが苦にならなくなった。

※パネルシアターは保育内容表現演習の授業で行います。子ども達を前にして、パネルボードを舞台にお話をしたり、歌遊び、ゲームなどを行います。

※パネルシアターは保育内容表現演習の授業で行います。子ども達を前にして、パネルボードを舞台にお話をしたり、歌遊び、ゲームなどを行います。

しょうちゃん:あと、新海先生の数学の授業がとても楽しかった。数学は苦手意識を持つ人も多いんだけど、先生の授業はそんな人にこそ受けてほしいと思っている。

あんな:分かる。例えば、おおよその足裏面積を測ったりするんだよね。数学の難しいイメージを良い意味でどんどんこわしてくれます(笑)

さっちゃん:おおよその足裏面積を測るために足を台形や三角形に切り分けて計算したけど、みんな夢中だったよね。

あんな:どの先生もそうだけど、うちの先生って本当にそれぞれの専門分野が大好きって伝わってくるよね。その思いが伝わってくるから授業を受けていて本当に楽しい。

 

 

和久:教員採用試験に向けて、同じ志望の仲間とは励まし合って勉強して来ましたか?

 

しょうちゃん:私ともう一名が呼びかけて「学びあい」というグループを作りました。小学校の教員を目指すメンバー同士で集まって情報交換をしようと募集をかけたのがきっかけです。最初、私は小学校教員を目指す人たちは全員ライバルだと思っていたんですが、それでは駄目だと思って。

あんな:そうだったの?

しょうちゃん:教員を目指すことは個人戦だと思っていたから。でも、みんなで一緒にがんばることで切磋琢磨できるし、貴重な教員試験情報などを共有できたから、やって良かったと本当に思います。

あんな:初等教育実習室に週1~2回集まって、模擬面接や模擬授業やったよね。

しょうちゃん:模擬授業では希望する自治体に合わせた授業を行えたのが良かった。模擬面接では学生が面接官になって。先生方にもご協力頂きました。

さっちゃん:この模擬授業や模擬面接は本当に役立ったよね。特にポストイットを使って、自分たちの意見を伝え合うのが良かった。

しょうちゃん:模擬面接などのアドバイスはポストイットに書いて渡すようにしたんです。

さっちゃん:お互いけっこう厳しくアドバイスしあったよね。

あんな:最初は少し気を使ったけれど、同じ夢を志す仲間同士だから、最後はけっこう気兼ねなく何でも意見を伝え合ったよね。それにポストイットは手元に残るから、それがすごく良かった。私は実際の試験の時に、それを見て勇気づけられた。

しょうちゃん:印象に残っているアドバイスはある?

さっちゃん:やっぱり笑顔。模擬授業や面接といった緊張した場面で自然な笑顔を出すことって難しいから。

あんな:笑顔をほめられるとうれしいよね。

さっちゃん:練習で笑顔を心がけることで自然に笑顔が出るようになったよね。

あんな:私は教育実習の時に先生方に笑顔をほめられましたよ。この活動のおかげです。

しょうちゃん:この活動を後輩にもつなげられるように、これからサークル化していきたいと思っています。

 

 

和久:将来、先生になりたいと思っている高校生にみなさんからひと言伝えて下さい。

 

さっちゃん:東京家政学院大学は学生が自主的に動ける環境があります。やりたいことをやれる環境がそろっているうえに、それをサポートしくれる先生方がいらっしゃいます。

あんな:大学の成績は大学推薦の際に必要になるので、普段の授業をきちんと学んでいることがすごく大切。そのため毎日毎日の積み重ねが大切ですから、高校生のみなさんには普段の生活を大切にして欲しいです。

しょうちゃん:東京家政学院大学では保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の最大3つの資格・免許が目指せます。3つを同時に目指すことは本当に大変なんですが、私は3つ勉強して小学校の先生になります。でも、保育士を目指す勉強もしたので、子どもたちの成長過程が分かったうえで、小学校で教えることができる。それは強みだと思っています。高校生の皆さんも、大変だとは思いますが、ぜひ3つの資格・免許を目指して、希望を実現して欲しいと思います。

 

和久:ありがとうございました。みなさんはすごく素敵な先生になりそうですね。とっても楽しみです。今後とも努力を重ねて下さい。

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