New Topic
文化情報学科の様々なイベントや教員のコラームを掲載します。
文化情報学科の今週のNew Topics ver.2
文化情報学科 畝部典子 准教授
1. 文化情報学科ではTOEIC Reading、TOEIC Listeningを開講し、TOEIC受験対策をとっています。TOEIC本試験は第133回9月30日(日)、第134回10月28日(日)、第135回11月25日(日)、第136回2008年1月13日(日)、第137回2008年3月23日(日)に開催されます。文化情報学科では、土曜日を利用して模擬試験(無料)を実施しています。今年度後期は10月20日、11月17日、12月15日に実施予定ですので、ふるってご参加下さい。なお、参加には申込書の提出が必要となります。
2. 国際交流センターでは「冬の国際交流月」の催しとして、外国語(英語、中国語、韓国語)の暗唱大会、日本語によるスピーチコンテストを企画しています。詳細は掲示をご覧下さい。参加申し込みは国際交流センターで受け付けます。興味のある人は畝部研究室までお越し下さい。
二重形容詞とサブカルチャー
文化情報学科 大穀 剛一 准教授
「キモカワイイ」という言葉をはじめて聞いたのは5,6年前だったでしょうか。当時「死にかけ人形」というマスコットを女子高生がカバンにつけていたりしましたが、そんなふうに呼ばれていました。
このように文化現象が二重に形容詞を連ねて表現されるのは、日本だけの話ではないようです。
1980年代のアメリカには,“nerd chic”と呼ばれた人たちがいました。過去にはただ「ダサい」("nerd")だけだった理系コンピューター技術者の外見( 弦の壊れた箇所にセロテープを巻いて修理した眼鏡,ポリエステルのシャツとポケットプロテクター) が,“chic”「かっこいい」という語を付されて特別な意味が加わったものです。これは,情報化社会の進展によって,そういった技術者たちの経済力(マイクロ・ソフトのビル・ゲイツが活躍し始めたのはこの頃です)だけではなく文化的ヘゲモニー(カッコいいと人に思わせる力、と言っておきましょう)も向上したからです。実際それまでは「オタク」っぽさの正反対であったはずのロックの世界にもテクノ・ミュージックといってコンピューターをあやつって音楽を生み出す人たちが登場しました。彼らの外見もテクノカット(要するに「刈り上げ」です)やボタンを上までとめたシャツなどオタクっぽいものでした。また、最近では“whigger”と呼ばれる人たちもいます。これは“white”と“nigger”の合成語で,ゲットーに住む最下層の黒人から生まれた“Hip-hop”という「サブカルチャー」にあこがれ,その外見を真似る白人の若者です。彼らは、例のダブっとした服装ばかりでなく、ハンドサインやエボニクスと呼ばれる黒人英語まで真似してしまいます。貧困家庭の出身で同じく社会的に疎外されている黒人たちに共感している、というわけではなく、主に郊外に住む中産階級のお坊ちゃんお嬢ちゃんたちなのだそうです。
こういった現象は文化のマージナルな部分のみに現れるようです。というよりこのように矛盾した語を重ねて自分の好みや立ち位置を表現することによって、メインカルチャーの既成の枠組みから身を振りほどこうとしているのです。ところが彼らにとってその立ち位置は必然的なものではありません(それで「立場」とは言わなかったわけです)。それもいずれはメインに移動し、消費され、陳腐化します。そこで、「ブサカワイイ」や「ダサカッコイイ」など、他の語を類推的に組み合わせた語が作られてゆきます。二重形容詞は、ちょうど病原体がたちまちのうちに抗生物質への耐性を身につけるように、サブカルチャーが自らの進化をスピードアップするための技法なのです。
小野塚 久枝ゼミの紹介
文化情報学科 小野塚 久枝 教授
ゼミ生就職先例:
日本生命、三井生命、信用金庫、農業協同組合、中央三井信託銀行、JTB、近畿日本ツーリスト、キャノンシステムサービス、
卒論のテーマ例:
「家庭ごみがもたらす環境破壊」
「結婚の意義の変遷に関する考察—多様な生き方を選べる社会を目指して—」
「女性のライフサイクルとM字型就業に関する考察」
「若者のフリーター化と敗者復活に関する研究」
「家事労働の変質と女性の生き方に関する考察」
「消費者問題と食の安全性に関する考察」
「経済成長と食文化の変化—生活者の視点から—」
「少子化と教育費の関連の研究」
授業紹介:「小野塚ゼミナールの紹介」(ゼミ4年生から)
私のゼミは、小野塚教授(総合政策博士、経済学修士、)の指導のもとに「生活と経済政策」について学んでいます。経済の流れを知ると共に、私たちの日常生活と経済の仕組みを学ぶことができます。これを土台にして「女性の豊かな生き方研究」というゼミ生全体の共通テーマを掲げて、一人ひとりが自分の興味・関心に合った内容で卒業研究を進めています。このゼミの魅力は何といっても、私たちの生活事態すべてに経済というものがかかわってくるので、幅広い視点から自由にテーマを絞り卒業論文に持っていくことができることです。
学ぶことも大切ですが、ゼミの雰囲気もとってもいいですよ。苦しみも楽しみも共に過ごす仲間ですから、ゼミは生涯の友達を得る場であり大学生活の華です。去年の4年生は卒論の打ち上げにみんなで京都・大阪旅行に行きました。新4年の私たちは、いま大学生活の集大成として卒論の仕上げの真っ最中です。どこに行こうかな。(写真を入れてください)
教員紹介:
海よりも山が、低いところよりも高いところが、後ろよりも前が、茶色よりもブルーがなんとなく落ち着く性分です。そして、大地震が起きたと知れば、神戸に、新潟にとすぐに飛んで行きたくなります。
だれもが、生まれてからこの世を去るまで、「経済のない1日はない」のですから、好奇心旺盛な私にとっては、多くのことが経済社会現象として専門領域に結びついてきます。このような視点で、世界15カ国を旅してきました。専門科目の授業ではこれらの体験を随所に入れて講義を進めていきます。
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