海野 るみ(うみの るみ) 特任教授

研究分野

  • 文化/社会人類学
  • 民族音楽学
  • アフリカ研究

主な研究テーマ

  • 人々の記憶を民族誌的手法でたどり、ローカルな知とその体系を明らかにする。特に人々の記憶をたどる際に行う参与観察を含む人類学的なフィールドワークを通した、実感や体感、様々な技法の体得のプロセスを重視する。
研究キーワード

#記憶 #身体性 #オラリティ #コミュニティ

受験生へのメッセージ

もしあなたが「こういう生き方をしたい」とか「こんな人になりたい」と考えて、その道筋の中に本学があるのなら、思い切って飛び込んでみてください。もし「どう生きたらいいだろう」という迷いの中にあって「試しに一歩を踏み出してみよう」としているのなら、思い切って踏み出して、本学でゆっくり考えてみてください。
あなたの時間を、あなたのペースで歩く手助けをできたら・・・と思います。

主な担当授業科目

学部

食と語学、Basic English、Listening & Speaking、卒業研究

大学院

家政学総合特論

関係するSDGs

リサーチマップ

https://researchmap.jp/r-umino

学 歴

・お茶の水女子大学大学院人間文化研究科比較文化学専攻博士後期課程単位取得退学
・お茶の水女子大学大学院人文科学研究科教育学専攻修士課程修了

学 位

博士(人文科学)、文学修士

主な職歴

・南九州大学短期大学部国際教養学科 准教授
・羽衣国際大学現代社会学部現代社会学科 准教授
・首都大学東京国際センター及び同大学院人文科学研究科 准教授
・宮崎大学国際連携センター 准教授
・お茶の水女子大学グローバル教育センター 専任講師
・フリーランス通訳・翻訳者

所属学会

・日本アフリカ学会
・東洋音楽学会
・民族芸術学会

職務上の実績(主な研究業績・社会活動等)

・学位論文「歴史を営む 南アフリカ・グリクワの人びとの〈うたうこと〉をめぐる民族誌」お茶の水女子大学, 2008年.
・ 「一妻多夫制を議論する:南アフリカにおける婚姻法の一元化をめぐって」『南九州短期大学研究紀要』29号, 2023年.
・ 「大学の国際化フィールドを人類学する」『南九州短期大学研究紀要』29号, 2023年.
・ 「問いがひらかれるときII―波紋、転回」『お茶の水音楽論集』23号, 2021年.
・ 「『歴史は合唱だ』―南アフリカ・グリクワの人々のうたうことと歴史性」」『アジア民族文化研究』16号, 2017年.
・ 「境界性を生きる―南アフリカ・グリクワの人々の歴史の技法と移動・境界・越境」『民族藝術』33号, 2017年.
・ 「問いがひらかれるときI―フィールドワークの日常性」『お茶の水音楽論集』18号, 2016年.
・ 「歴史の技法(アート)―南アフリカ・グリクワの人々の実践と『民族藝術』『民族藝術』31号, 2015年.