本学科では、2年次に希望した分野の施設(1か所)で約3日間の学外実習を行います。実習先では、組織での人の役割を学び、人を取り巻く社会構造を理解します。また、管理栄養士としてのヒューマンサービスの意義を考える機会とします。
そして、実習の締めくくりとして2年生全員が一堂に会し、成果を発表します。
今年度は、約150人の学生が保育所13施設、福祉施設4施設、生産・流通の場1施設、フードサービス3施設、スポーツ栄養2施設、食育・地域栄養ケア2施設のグループに分かれて実習が行われました。
それぞれのグループが体験したこと、学習したことを発表し、情報を共有しました。

スポーツ栄養に関連する施設の発表をご紹介します。
実習先は、神奈川大学サッカー部が入寮している竹山団地内のKU食堂です。
ここでは、サッカー部の食事だけでなく、団地住民集いの場「竹山カフェ」や介護予防教室について大量調理などを通して多くのことを学ばせていただきました。

発表している姿を見て、私たち教員も学生の成長を感じました。
今年は、新年度から3年生に進級し、いよいよ4週間の臨地実習に臨みます。
2年次で学外実習を経験することで、臨地実習でも自信を持って取り組むことができます。
※本実習は、2024年度から「インターンシップ(職業体験実習)」として選択科目になりました。