さくらサイエンスプログラムが無事終了! ホーチミン市師範大学・附属高校からの8名が日本体験と本学との交流を深める
本学の協定校であるベトナム国立ホーチミン市師範大学の学生4名、教員1名、同大学附属高等学校の生徒3名の計8名を招へいし、国立研究開発法人科学技術振興機構の一般公募プログラムである「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」の招へいプログラムを2024年11月4日(祝・月)~10日(日)に実施し、招へいの前後に全6回のオンライン交流を行いました。
交流テーマは「グローバルな視点から次世代に向けた家政学を考える」とし、招へいプログラムの1日目はオリエンテーション及び都内散策を行い、2日目以降は「衣生活と家庭科教育コース」、「食と子どもコース」の2コースに分かれ、「衣生活と家庭科教育コース」では本学併設中学校の消費者教育の授業及び高等学校の食物実習の授業に参加し、翌日は新幹線で岡山県へ移動して制服メーカーの見学等を行いました。 「食と子どもコース」では保育・教育現場の食育の実際の様子を見学・体験し、翌日は紅葉にはまだ早い時期ではありましたが、高尾山薬王院で精進料理の体験等を行いました。 4日目には2コースが合流して、本学協定校の小学校を訪問し、授業、給食などを体験し、児童と一緒に校庭で遊ぶ機会がありました。 また、日本の一般家庭で過ごしたホームステイは、初来日のベトナムの招へい学生達にとって、大変印象深い貴重な体験となりました。
大学祭での成果発表会では、短い準備時間にも関わらず、パワーポイントの資料を用いて、日本での体験からの学びや母国と日本との違いなどについて日本語で発表を行いました。 成果発表・意見交換会には、本学の学生、教職員の他、ホームステイ先のホストファミリー、見学先の関係者が参加しました。 意見交換会の最後には、ベトナムの招へい学生達がベトナムの歌と共に日本の歌を披露してくれました。
12月20日の最後のオンライン交流では、学園祭での成果発表をさらにブラッシュアップした内容で発表が行われ、ベトナムの招へい学生、本学学生、韓国及びモンゴルからの留学生、協定校の韓国及び中国の大学生、協定校教員、本学教職員が参加しました。ベトナム、日本以外の国からも参加があり、オンラインの強みを生かした交流となりました。 ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。


