昨年に引き続き、千代田三番町、町田の両キャンパスにおいて、難民映画の上映会が開催されました。今年度は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)学校パートナーズとしての開催です。
上映作品「シリアに生まれて」は、泥沼化した内戦から命を守るため難民として他国に渡った子ども達5人を追った作品です。心身に傷を負い、家族を失い、受け入れを拒否され、落ち着き先が見つかるまで移動し続ける子ども達の姿を両キャンパス159人が真剣に見つめました。

<千代田三番町キャンパス上映会の様子>
上映後のアンケートでは、「今まで知らなかったことが恥ずかしい」「難民問題は大きく、私の力は小さい。出来るだけのことを少しずつでもやっていきたい」「私たちにはあまり関係のないことだと思っていたが、世界中で問題にすべき」などの感想が寄せられています。
町田キャンパス上映会には、UNHCR Japanの職員の方がおふたりご参加下さり、シリアの現状および私たちに何ができるかについてお話し下さいました。また、上映会後の意見交換会では、活発な発言が相次ぎ、「卒業後、職場などに難民や外国ルーツの方や子どもがいることも大いにありうる」という発言に、学生達は大きくうなずいていました。

<町田キャンパス上映後の意見交換会>
尚、当日会場に設置された募金箱には、両キャンパスで16,832円が集まりました。UNHCRの難民支援活動に寄付致します。ご協力ありがとうございました。