第2回目となる今回の事前研修の内容は次の通りです。
1.イタリア人講師による講義「イタリアの食文化とスローフード」の聴講
2.ミラノ大学でのプレゼンテーションに向けた準備
「イタリアの食文化とスローフード」について講義してくださったクリスティアーノ・デ・リッカルディス先生は、イタリア農林政策省に登録されているエキストラバージンオリーブオイルの専門家・鑑定士であり、スローフード協会の登録講師第一号でもある方です。また、実地研修先のイタリア食科学大学の設立にも尽力され、講師も務められていました。
このように、本研修にふさわしいクリスティアーノ先生を講師にお迎えし、イタリアの食の歴史、スローフード協会の成り立ちと活動について学びました。
今回の講義は、現地での実施方法と同様に、イタリア語の講義に、途中、日本語の通訳をはさむ形式としました。
今回の研修のために1年前からクリスティアーノ先生に講師依頼をし、準備を重ねてきましたが、その甲斐あって約1時間にわたる生きた講義に学生も集中して耳を傾けていました。
講師のクリスティアーノ先生(中央右)と通訳者の森先生(中央左)とともに記念撮影
「ズッキーニ」の掛け声で、みんな笑顔になりました(*^ _ ^*)
講義のあと、1年生と2年生に分かれ、それぞれミラノ大学でのプレゼンテーションに向けた準備を始めました。意見を出し合いながら和気あいあいとした雰囲気でディスカッションを進めていました。教室はキラキラした瞳と「楽しみー!」などの弾んだ声に溢れていました。
次回の更新は年明けを予定しています。
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2019/10/28
海外専門研修(栄養学)の記録 No.1 「2019年度 海外専門研修(栄養学)がスタートしました」
本授業は、異文化体験や英語によるプレゼンテーション、現地の学生や専門家との交流を通じて、人間栄養の観点から日本の文化・社会制度だけでなく異文化を理解する力や、目標達成に向けた企画力、表現力、マネジメント能力、コミュニケーション能力を磨くとともに、栄養管理の国際的動向、国際貢献に関する理解を深めることを目的としています。
第1回の開催となる今回の研修の舞台は、イタリア共和国です。学生は、日本で9時間分の事前研修を受講した後、来年2020年春に研修地イタリアへ出発します。
今回は、第1回の事前研修の記録です。最初に研修の目的やスケジュールの確認を行いました。その後、イタリア文化会館(千代田区九段)のご協力のもとイタリア人講師をお招きし、イタリア語の挨拶や自己紹介の会話を習いました。目を輝かせて講義を聞いていましたが、発音の練習では声が小さかったので、来年、現地で使えるようにするにはまだまだ反復練習が必要そうです。
<イタリア語のレッスンの様子>
そのほか、渡航に関する注意事項や渡航準備について説明しました。また、現地でのプレゼンテーション準備のため、早速課題も出ています。
出発はまだ先ですが、充実した研修を迎えるには事前の準備がとても大切です。次回も貴重な講演が用意されているので、学生は楽しみながら取り組めることと思います。
こちらの記録は随時更新して参ります。
次回は11月末の更新を予定しています。どうぞお楽しみに!