社会貢献・連携活動の概要

教育・財務情報

ii. その他の特長ある取り組みの概要 – 東京家政学院大学

3.社会貢献・連携活動の概要

【社会貢献活動】

平成17年度から継続して町田市教育委員会が主催する「地域で支えよう町田っ子の未来探し」(中学2年生職場体験事業)では、中学生を受け入れ1週間、図書館や各グループで職場体験を実施している。
平成23年度~令和元年度には、町田市立相原小学校6年生研究授業「職場体験・相原探検隊」で小学生を2日間受け入れ、大学の職業調べや学生へのインタビュー等を行った。
※令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、中止。

【大学間連携】

本学は、千代田区内の徒歩圏にキャンバスが近接する大学(大妻女子大学・大妻女子大学短期大学部、共立女子大学・共立女子短期大学、二松學舍大学、法政大学)と、2018年4月1日付けで「千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム」(略称:千代田区キャンパスコンソ(C.C.C))を設立しました。

【産官学連携】

平成23年4月に「東京家政学院大学地域連携ポリシー」を制定し、地域連携活動に対する本学の姿勢を明確にするとともに、地域連携活動に関する実務を行うための組織として「地域連携センター」(町田キャンパス)および「KVAセンター」(千代田三番町キャンパス)を設置した。平成24年4月には組織の改編を行い、各キャンパスに「地域連携・研究センター」を設置し、社会貢献・連携活動を推進するための体制を整備した。

平成25年度より、独立行政法人工業所有権情報・研修館の広域大学知的財産アドバイザー派遣事業の採択を受け、知的財産の観点から社会貢献連携活動に関する体制整備を推進した。本学では、従来型の研究ベースの産学連携(受託研究・共同研究)に加え、授業を通じた連携を積極的に推進し、学生のアイデアを活用した商品開発等を実施している。これまでの成果として、平成23年度よりトライベッカベーカリー株式会社と研究開発を行ってきている「ゆずベーグル」等の発売や株式会社スーパーアルプスとの共同研究におけるお弁当開発(定期的に提案メニューを販売頂いている)、フランス菓子フロランタンとの共同研究におけるケーキの新メニュー開発等々が進められている。

また、西武信用金庫との「包括的連携・協力に関する協定書」および相模原市との「包括連携協定」等、関係機関との協定締結に基づき協力を得ることにより、地域課題の情報収集を効率的に進めている。さらに、これら関係機関の協力により、「東京家政学院大学地域交流会」の開催、さらには、「ビジネスフェア」等の展示会に参加し、地域連携活動に関する情報発信を行っている。平成24年度~29年度まで、大学が開発等に携わった商品の販売を行うイベント「大学は美味しい!!」フェア(新宿高島屋にて開催)に参加し、開発食品の試食販売を行うとともに研究成果を広く発信している。