学部・大学院

現代生活学部

生活者の視点から、家政(衣、食、住、家族、消費)や教育(初等教育、幼児教育、保育、特別支援教育)を中心的な分野として教育・研究を行い、個人・家庭・地域のくらしはもとより、地球規模の問題解決にまで貢献できる人材を育成し、社会に送り出すことを目的とする。

「活かすこと」を学び、共に考える力を育む

キャンパスにも少しずつ賑わいが戻り、教室で授業を受ける学生の姿が普通になりつつあります。長期の新型コロナウイルス感染症への対応で、私たちの価値観は大きく変化しましたが、このような変化の中でも変わらないものがあります。それは、私たちが日々、多数の人々と織りなす共同体の中で「生活」していることです。つまり、どんなに環境が変化しようと、その変化に対応しながら「生活」をすること自体は不変といえるのです。東京家政学院大学現代生活学部での学びは、まさにこの「生活」に関わる優れた知識や技術を身につけ、身につけた能力を「活かすことを」学び、そして社会において共に考える力・協働の精神を育むものです。
是非一緒に、現代生活学部で「生活」について学びましょう。

現代生活学部長 岩見 哲夫

現代家政学科

衣食住・総合家政を関連付けて学び、社会の問題まで捉える大きな視点でアプローチします

生活デザイン学科

人や自然に優しいくらしを「住生活」「衣生活」を中心に学び、次世代の社会に活かせる力を養います。

食物学科

栄養士の知識と技術をもとに、教育やフードビジネス分野で食の知識を活かします

児童学科

子どもに関する専門知識を身につけ、充実の体験型学習で、子どものエキスパートに

人間栄養学部

「人々の生活の質(Quality of life)を豊かにするために、人間、食物、そして地域・環境の相互関係から「人間の栄養」を学際的な視野で包括的に探求し、さまざまな人の望ましい栄養・食生活が想像できる科学的素養を備えた人材を育成し、社会に送り出すことを目的とする。

管理栄養士への路を「人間栄養学部」で実現させましょう!

皆さん、ごきげんよう。
「人間栄養学」どのようなイメージでしょうか。食品について知り調理を行い、食事として摂取すると消化吸収・代謝という人体での一連の流れがあります。さらに食を通して人間生活や社会生活活動、健康に関係する経済問題など様々な側面があります。人は「食事を摂取する」ことが生活の中で一番重要ですが、摂取の方法を間違えると様々な弊害があることも事実です。管理栄養士は「食のプロ」として正しい食事摂取方法や、時代に合った食事管理のあり方を提案する大切な役割を担っています。人間栄養学科では、皆さんの「夢」の実現をサポートします。一緒に素敵な管理栄養士を目指していきましょう。

人間栄養学部長 金澤 良枝

人間栄養学科

管理栄養士としての多様な活躍に対応した学びから健康を支える栄養のスペシャリストに

大学院 人間生活学研究科

社会または次世代の教育の場で貢献する人材を育成する「家政学専攻」と、食・栄養に関わる科学的根拠を蓄積し、実践する人材を育成する「栄養学専攻」の2つの専攻がある。社会・環境の変化が著しい時代において、持続可能な社会の実現や、生活の質をより向上させていくべく、社会が直面する個人、家庭、地域及び地球規模の諸問題に実践的に貢献できる人材を育成。

持続可能な社会を実現するための様々な課題を見いだしその解決を図る意欲的な教育研究

「人間生活学」は、人間の生活にかかわる事象を科学的に研究する学際的な学問です。私たちの生活は便利で豊かになった一方で、地球温暖化、廃棄物の発生と循環型社会の形成、化学物質の環境リスク、大気と水環境の保全など、私たちの日常生活や事業活動が密接に関係しています。このような環境問題に対処するためには、一人ひとりが人間生活と環境との関わりについて認識と理解を深め、環境教育やESD(持続可能のための教育)といった、問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動が必要です。 人間生活学研究科は、学士課程(現代生活学部、人間栄養学部)の教育を発展させた2専攻により、現代社会が抱える様々な課題を解決に導く教育研究に取り組んでいます。少人数教育の中、院生は教員や院生同士の活発なディスカッションを通して、高度な専門性が求められる職業を担うための学識、能力および倫理観を培い,社会に貢献する人材を育成します。

人間生活学研究科長 田中 弘之

家政学専攻(修士課程)

家政学は、家族、地域、地球に生きる人について、経済原理のみではなく、生活者の側から見据える学問です。家政学専攻は、「総合家政」の学びに「教育学」を融合させた教育研究を展開します。

栄養学専攻(修士課程)

栄養学は、様々なライフステージ及び健康状態にある人々の栄養の営みを対象とし、ヒトに関わる領域、食品に関わる領域、さらにはそれらの関係性や実践に関わる領域をも含む総合的で複合的な学問です。