加藤 晴美 (かとう はるみ)准教授

研究分野

  • 歴史地理学
  • 人文地理学

主な研究テーマ

  • 近代日本の遊廓における娼妓(遊女)の生活
  • 旧遊廓の保存と「活用」に関する研究
  • 生活文化を反映した風景とその地域資源化
研究キーワード

#生活文化 #遊廓 #遊女 #地域資源

受験生へのメッセージ

様々な時代や地域の生活文化に関する研究を行っています。生活文化とは、「より良い暮らし」を求めて生きた人びとの暮らしの総体であり、同時に、環境や時代によって大きく異なるものです。皆さんの身の回りに当たり前のようにある生活文化は、本当に「当たり前」なのでしょうか。その背景にある社会や環境を読み解き、自らのものとは異なる暮らしへの理解を深め「生活の向上」とはどういうことなのかを考えていきたいと思います。

主な担当授業科目

学部

生活文化論、生活文化演習、伝統文化の継承と活用、女性史、民俗学、博物館概論、博物館実習、現代家政演習、基礎ゼミ、現代家政ゼミA、現代家政ゼミB、卒業研究A、卒業研究B

関係するSDGs

リサーチマップ

https://researchmap.jp/katoharumi

学 歴

  • 筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程 単位取得退学

学 位

博士(文学)

主な職歴

  • 筑波大学非常勤講師
  • 東京都立産業技術高等専門学校非常勤講師
  • 東京外国語大学非常勤講師
  • 立教大学兼任講師

所属学会

  • 歴史地理学会
  • 人文地理学会
  • 日本地理学会

職務上の実績(主な研究業績・社会活動等)

  • 『遊廓と地域社会―貸座敷・娼妓・遊客の視点から』清文堂、2021
  • 「山梨県丹波山村にみる山村の生活文化―斜面の利用に着目して―」小口千明・清水克志編『生活文化の地理学』古今書院、2019(共著)
  • 「世界遺産飛騨白川村における地域イメージの形成とその変容―「奇異」から「憧憬」へ―」小口千明・清水克志編『生活文化の地理学』古今書院、2019
  • 「東浦賀における干鰯問屋の経営変容―湯浅屋橋本家を中心として―」大豆生田稔編『港町浦賀の幕末・近代―海防と国内貿易の要衝―』清文堂、2019
  • 明治前期の山形県における遊廓の展開と米沢 ―川井小路町貸座敷東楼を中心として―」米沢史学、35、1-17頁、2019
  • 「明治前期米沢における貸座敷の存立―貸座敷経営と娼妓の身売りを中心として-」歴史地理学 57(2)、 1 – 24 頁、2016
  • 歴史地理学会編集委員