研究分野
- 生活経済学
- 金融老年学
- 女性労働
- 家族社会学
- ジェンダー
- 家庭科教育
主な研究テーマ
- 女性の働き方:ワーク・ライフ・バランス(男女共同参画社会における子育てや介護と仕事の両立)、女性の昇進、リーダーシップ、これらに関わるジェンダー問題一般など
- 女性の資産形成:家計管理・家計の意思決定(夫婦で財布の紐を握るのはどちらか)、ジェンダー意識(性別役割分業意識)、金融教育(資産運用など)、老後の生活設計など
研究キーワード
#資産形成、#家計の意思決定、#就労継続、#金融ジェロントロジー
受験生へのメッセージ
人生100年時代と言われており、私たちの生活に関する問題は日々変わっています。日々の生活の中から問題意識をもって、現状を把握し、解決策を提案するような学びを一緒にやっていきましょう。男女共同参画社会の実現をはじめ、よりよい人生、社会に作り手になりましょう
主な担当授業科目
学部
家庭経営学概論、生活設計論、家政学概論、家政学原論、家庭経済学、家庭科教育法など
大学院
生活経営学特論
関係するSDGs
リサーチマップ
学 歴
- お茶の水女子大学家政学部家庭経営学科卒業
- お茶の水女子大学大学院家政学研究科家鄭経営学専攻修士課程修了
- お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻 単位取得満期退学
学 位
博士(社会科学)
主な職歴
- お茶の水女子大学ジェンダー研究所リサーチフェロー
- お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所特任講師
- 慶應義塾大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター講師
所属学会
- 生活経済学会
- 家族社会学会
- 家庭科教育学会
- 家族関係学部会
- • ファイナンシャル・ジェロントロジー学会
職務上の実績(主な研究業績・社会活動等)
- Junko Sano, Yuzuki Hirazawa, Kouhei Komamura and Shohei Okamoto(2023) ” An overview of systems for providing integrated and comprehensive care for older people in Japan”(査読付) Archives of Public Health volume 81, Article number: 81
- Okamoto S, Sata M, Rosenberg M, Nakagoshi N, Kamimura K, Komamura K, Kobayashi E, Sano J, Hirazawa Y, Okamura T, Iso H. (2024)“Universal health coverage in the context of population aging: catastrophic health expenditure and unmet need for healthcare”(査読付) Health Economics Review 14, 8 (2024). https://doi.org/10.1186/s13561-023-00475-2
- 生活経済学会第38回研究大会会長賞受賞(「既婚女性の資産形成とジェンダー意識-日本とノルウェーとの比較から―」(2022年)
- Junko Sano and Jennifer Branlat,2022 “Creating More Equal Partnerships: Home Economics Education and Gender Equality in Japan and Norway “. Edited by Masako Ishii-Kuntz, Guro Korsnes Kristensen, and Priscilla Ringrose, 2022, Comparative Perspectives on Gender Equality in Japan and Norway: Same but Different? p.70-86. Routledge.
- 佐野潤子,2023, [生活経済学会第38回研究大会会長賞受賞論文]
「既婚女性の資産形成とジェンダー意識―日本とノルウェーとの比較から―」『生活経済学研究』No.57,p.61-81. - 佐野潤子,2022,「既婚女性の就業形態別金融資産―ジェンダーの視点からみる資産形成の考察―」『家族関係学』No.41,p.37-53.
- 佐野潤子,2022,「女性の証券投資に関する金融行動―ジェンダー視点からの分析―」『生活経済学研究』No.55,p.31-44.
- 佐野潤子,2019,「An Expansionist Theory における有職母親のMultiple Roleの要因の検討」『生活経済学研究』,No.49(2),p.27-40.
- 慶應義塾大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター訪問教授
- 一般社団法人日本金融ジェロントロジー協会研修委員
- • 千代田区消費生活連絡協議会委員
- 生活経済学会関東部会運営委員
- • 家族関係学部会大会セミナー委員