資格取得者の声~なりたい”ワタシ”になれたセンパイたち~

食に関わる仕事

取得した資格:管理栄養士

■日本赤十字社 武蔵野赤十字病院
■2014年3月 現代生活学部健康栄養学科卒業
■広島県 広島三育学院高等学校出身

この大学を卒業したから今の自分があります。

I・Nさん

高校生の頃から病院の管理栄養士が夢。国家試験合格率が高く、オープンキャンパスで先生が親身に話を聞いてくれたことに感激し入学しました。私にとって管理栄養士の資格は難しかったのですが、先生が春や夏の休暇中も熱心に指導をしてくださいました。4年生になってからも授業や課題を通してのサポートが続き資格取得へつながりました。卒業後も気にかけてくださるような、そんな大学だからこそ今の自分があると思っています。就職先の武蔵野赤十字病院は3年生の12月に実習でお世話になった病院です。管理栄養士の病棟配置を目指しており、直接患者さんと接することができます。また、チーム医療にも携われるというところが決め手でした。患者さんの助けになれる日を目指して日々邁進中です。

保育園勤務
取得した資格:管理栄養士

■社会福祉法人 厚生館福祉会 第二厚生館愛児園
■2011年3月 家政学部家政学科卒業
■東京都 桜美林高等学校出身

管理栄養士の資格を活かして、保育園で子どもたちの給食づくり。

O・Sさん

保育園での主な仕事は、給食とおやつを作ること。そのほかに、食材の発注、献立表や「給食だより」の作成も担当します。大量給食で大切なことは、いかに「おいしく」「安全に」そして「効率よく」作れるか。衛生管理はもちろん、保育園では食物アレルギーがある子も少なくないので「安全」面ではいつも緊張感を持って作業しています。大学では主に調理や栄養のことを学んできましたが、実際の現場では限られた時間内でいかに効率よく調理するかが難しいと感じます。普段は保育園の給食室で働いていますが、月に一度の「食育の日」に、子どもたちに食べものについて教える時間や、毎週土曜日、子どもたちと一緒に給食を食べるときに、子どもたちと触れ合えるのが楽しみです。子どもたちから直接「おいしいね!」とか「おかわり!」と言ってもらえると本当に嬉しいです。子どもたちが給食室に気軽に遊びに来てくれるような、親しみやすい管理栄養士になりたいと思っています。

管理栄養士
取得した資格:管理栄養士、栄養教諭

■神奈川県立小学校
■2007年3月 家政学部家政学科卒業

学部と大学院での栄養教諭を目指した学びが今のやりがいに繋がっています。

U・Mさん

小学校で管理栄養士として働いています。給食の献立作成をはじめ食材の発注や衛生管理指導などを日常の業務とし、そのほか各クラスへの訪問やお便りの配布、残量調査を行っています。また「食」に関する授業を行わせていただいたり、保護者や地域に向けても、W e bサイトを活用した情報提供をすすめているところです。自校給食であるからこそ、子どもたちの反応が即時に返ってきて、面白味とやりがいを感じています。

管理栄養士
取得した資格:管理栄養士

■財団法人佐々木研究所附属 杏雲堂病院
■2010年3月 家政学部家政学科卒業
■神奈川県 捜真女学校高等学部出身

大学時代に身につけた積極的な学びの姿勢が目標へと導いてくれました。

M・Aさん

「学生のヤル気を尊重してくれる」ということが、東京家政学院大学の最も良い点だと思います。積極的に学ぶことで目標とする管理栄養士像ができ、それに近づくにはどうすれば良いのか少しずつ明確になっていきました。現在、希望していた病院の管理栄養士として勤務し毎日が充実しております。これは東京家政学院大学での学生生活があったからこそ実現できたのだと思います。学生生活をサポートしてくださった方々に心から感謝しております。

教育に関わる仕事

取得した資格:中・高等学校教諭(一種)

■学校法人佐藤栄学園 栄東中学・高等学校
■2014年3月 現代生活学部現代家政学科卒業
■福島県 安積黎明高等学校出身

能動的に学べた経験が教職に活きています。

T・Mさん

自立した消費者として、主体的に生きていける人材を育てたい。消費者目線で教育が出来る家庭科教諭を目指し、入学をしました。大学というと講義を聴くイメージがありますが、本学は学外実習が多く、証券取引所や美術館など様々な場所へ行きました。実践的な授業も多く、例えるなら“座らせてくれない大学”でした。この能動的な授業スタイルが現在の勤務先の教育スタイルと合っていました。そのため私の授業では実験や生徒の発表の機会を多く設けています。就活では先生から外部の講演会やセミナーを勧められ積極的に参加。学内の教職採用試験対策では論文を何回も見ていただきました。こうした親身な対応を今度は自分の生徒にもしてあげたいと強く思います。学んだことが教職に役立っています。

高等学校勤務
取得した資格:中学・高校学校教諭一種(家庭)

■学校法人 佐藤栄学園 花咲徳栄高等学校
■2002年3月 家政学部家政学科卒業
■埼玉県 東京成徳大学深谷高等学校出身

家庭科の学びをこれからの生活にいかせるように。

S・Yさん

高校で家庭科教諭をしています。「家庭基礎」を中心に、食や製菓に関する専門科目を担当しており、忙しい日々の時間割りの中に授業計画や教材の準備・教材研究などのスケジュールを組んでいます。クラス担任や茶道部顧問を任され、生徒一人ひとりの将来を一緒に考え悩むことについても授業と同じくらいの時間と情熱を注いでいます。家庭科で学んだ知や技、エコなライフスタイルなどを卒業後の本人や家族や地域の生活に活かしてもらえたら、家庭科教諭として大変幸せです。

小学校勤務
取得した資格:小学校教諭

■大田区立池雪小学校
■2011年3月 家政学部児童卒業
■東京都 順天高等学校出身

厳しいけれど愛情たっぷり、みんなに好かれる先生をめざします。

T・Kさん

根気よく言い聞かせることから
小学校教師になってすぐ、1 年生のクラス担任を受け持ちました。最初は大変なこともたくさんありました。4月に入学したばかりの子どもたちは、授業と休み時間の区別がついていませんでした。『チャイムが鳴る前に席に着くようにしようね』『先生も約束を守ってるんだからみんなも守ろうね』と根気よく言い聞かせることから始めました。そうしたら、9月頃には全員がチャイム着席できるようになったんです。これは嬉しかったです。日々勉強
授業に関しては、大学の時に自分で指導案を作って、学生同士で先生と生徒になって授業のシミュレーションを行うカリキュラムがありました。それが今、とても役に立っています。目標としている先生がおり、教育実習の時の指導教官なんですけど、とっても厳しいけれど愛情たっぷりで、子どもたちからも大人気の先生。子どもって、たとえ大人に厳しいことを言われたとしても、愛情を持って接してくれているかどうかちゃんと見抜くんです。それに子どもって、大人ではとても思いつかないようなユニークな発想や感性を持っていて、こちらが教えられることも多いんです。日々勉強で、充実した毎日です。

建築・住居に関わる仕事

住宅メーカー勤務
取得した資格:二級建築士

■住友林業株式会社
■2009年3月 家政学部住居学科卒業
■東京都 三輪田学園高等学校出身

大きな夢を与える住まいを提案したい

N・Nさん

住宅関連の仕事に就きたくて、ハウスメーカーやインテリアメーカーに絞って就職活動をしました。東京家政学院大学の「建築・インテリア」の学びは、とても専門的です。実践的な授業やインターンシップで建築や設計の知識と技術をしっかり身につけたおかげで、臆することなく自己アピールできたと思います。大学で得たものを活かして、お客様に大きな夢を与えられるような住まいを提案していけたらいいですね。

インテリア・デザインに関わる仕事

輸入玩具販売

■株式会社ボーネルンド 吉祥寺店 店長
■2006年3月 人文学部工芸文化学科卒業
■長野県 須坂高等学校出身

たくさんの子どもたちに喜ばれる成長に役立つ「あそび道具」を。

S・Aさん

現在、教育玩具の輸入、開発、販売を行っている(株)ボーネルンドで店長をしています。私たちの会社とパートナーシップを結ぶ海外メーカーは、20の国と地域におよび、ショップでは、多種類の商品を扱っています。店長として、毎月の販売計画の立案、フェアやイベントなどプポロモーションの企画の他、小児科医院待合室の計画提案もしました。学生時代に『子どもらしいデザイン』という課題に満足できる提案ができなかったことをきっかけに、子どもを取り巻く「もの」に興味を持つようになりました。卒業研究では、たくさんのおもちゃ屋に足を運んで、ひとつひとつ手に取り触って、どんな機能を持つ玩具なのか、子供のためにどんな配慮がなされているのかを詳しく調査し、『子どもの成長発達段階ごとの玩具に要求される条件』の一覧を作成しました。その資料は、今でも社内の勉強会で役立っています。これからは、今まで以上にオリジナル商品の企画、開発に携わり、楽しいあそび道具をたくさんの子どもたちに届けたいと思っています。

ファッションに関わる仕事

取得した資格:1級衣料管理士

■株式会社ナイスクラップ ナチュラルクチュール ナイスクラップ店長
■2006年3月家政学部家政学科卒業
■千葉県立検見川高等学校出身

大学での学びが、お客様からの信頼に繋がっています。

H・Aさん

大学では1級衣料管理士の資格を取得しました。資格取得のカリキュラムには、被服の素材や加工から、アパレル製品の生産、流通、消費者対応に渡る様々な領域について、講義のほかに数多くの実験・実習が用意されています。授業以外でも、大学でサポートしている色彩検定や販売士の資格も取得しました。現在、店長として店舗運営の他、商品企画の仕事にも携わっています。大学で学んだ幅広い知識は説得力のある商品説明を生み、お客様からの信頼獲得に繋がりました。お客様のニーズをくみ取った商品を売場サイドから企画提案する際にも、衣服の構造・素材など、より専門的な知識があることによって、緻密な情報伝達に役に立っています。

金融・経済に関わる仕事

取得した資格:上級情報処理士、ファイナンシャルプランナー、秘書検定

■ゆうちょ銀行 窓口サービス部
■2014年3月 現代生活学部現代家政学科卒業
■東京都 東京家政学院高等学校出身

窓口では特に的確で丁寧な対応を心がけています。

K・Hさん

衣・食・住を総合的に学べることに興味を持ち、現代家政学科を選びました。授業で印象に残っているのは「プロシューマ―演習」です。プロシューマ―とは消費者と生産者を組み合わせた造語で、製品の企画・開発に携わる消費者を意味します。この授業で日本酒の生産から流通・小売に関する情報収集や問題点を分析し、大学生向けに販売促進活動を行いました。課題の本質・原因を分析し、解決するために行動した経験は就活に活かすことができ、様々な業界にアプローチができました。勤務先のゆうちょ銀行は全国に圧倒的なネットワークがあり、地域社会に貢献することができます。今後さらに多様化していくニーズにお応えできるようチャレンジしていきたいと思っています。

金融機関勤務

■西武信用金庫
■2009年3月 家政学部家政学科卒業
■東京都 雙葉高等学校出身

年金の相談窓口として、お客様の力になりたい。

M・Tさん

入社1年目はデスクワーク、2年目からは地域の人や企業への融資、回収などの業務を行ってきました。「地域のお客様と一緒に生きていると実感する」という信用金庫の仕事にやりがいを感じる毎日でした。入社3年目には、もっとお客様の身近な存在としてお役に立てたらという思いで希望していた『年金担当』として、別の支店に転勤することが決定。初めての転勤で寂しい面もあったけれど、新しいチャンスだと思って頑張ろうと思いました。年金は一生懸命働いてきた証なのに、仕組みや手続きに関してはわかりにくく、損をしているというケースも案外多いんです。実はそんなに複雑なものではないのですが。実際、金融機関の書類をもらわないと年金が支払われないことや、手続きをしないともらえない遺族年金などについてお客様にアドバイスすると「知らなかった」「どうもありがとう」と感謝されることもよくあります。お誕生日プレゼントを窓口でお渡しする『西武年金友の会』もあり、お客様とはずっとつながっている感覚です。今後は、年金の手続きにもっと詳しくなりたいので、『社会保険労務士』の資格をとって仕事の幅を広げていきたいと思っています。

こどもに関わる仕事

取得した資格:保育士、幼稚園教諭、小学校教諭

■林台保育園
■2014年3月 現代生活学部児童学科卒業
■神奈川県 伊志田高等学校出身

就活時に将来の選択肢が広がりました。

Y・Cさん

もともと子どもに関わる仕事がしたくて、保育士、幼・小教諭と3つの資格が取得できる本学を選びました。在学中に3つの資格を取得し、保育士を選んだ理由は0〜6歳という成長が一番著しい期間に携われるし、忙しい保護者と一緒に子育てが出来ることに魅力を感じたからです。現在は1歳の園児を担当していますが、今まで話せなかった子が単語を言えるようになり、私の名前を呼んでくれた時は感激しました。学んだ授業は仕事にそのまま活かせるものもあり、3年生の時に選択した、未就園児や保護者と関われる「幼児グループ」の授業や魚をさばいて離乳食を作った「小児栄養」は、今の仕事にとても役立っています。目標は園児の思い出に残る先生になることです。

取得した資格:保育士、幼稚園教諭、小学校教諭

■西国分寺保育園
■2014年3月 現代生活学部児童学科卒業
■群馬県 伊勢崎高等学校出身

実戦的な授業が今の仕事に役立っています。

W・Mさん

小学生の高学年の時に子どもに関わる仕事に就きたいと漠然と思い、保育士、幼稚園・小学校教諭と3つの資格が取得できる本学を選びました。就活は3年生から開始し、一般企業の説明会にも参加していました。しかし、4年生の春の実習でやっぱり「子どもと関わる仕事」に、との思いが固まり、かつて自分が卒園した園にアプローチをし、就職をしました。現在の担当は0歳児。毎日変化があり、成長がギューッと速い時期を見ているので楽しいです。在学中に経験してよかったことは「こども体験塾」です。地域の園児や小学生を学内に呼び、遊びや学びの教室を開催したのはいい思い出です。また、ミルクを作ったり実践的なことを多く含んだ学びは、今の仕事に大変役立っています。

児童養護施設勤務

■社会福祉法人 城山学園
■2011年3月 家政学部児童卒業
■神奈川県 瀬谷西高等学校出身

子どもたちを見守って

N・Hさん

私は、家庭の事情で親や保護者と一緒に生活できない子どもたちが暮らしている施設で、児童指導員として子どもたちの身の回りのことなどを支援しています。以前、同じような施設でボランティアをしたとき、この職業に就けたらとてもやりがいがあるだろうなと思い、めざしたのがきっかけでした。子育てには正解がないので難しいのですが、他の先生方と協力して一緒に優しく、ときには厳しく、あたたかく子どもたちを見守っていきたいと思います。

保育士

■2002年3月 家政学部 家政学科 家政学専攻 児童・福祉コース卒業
■長野県須坂商業高等学校出身

資格取得はもちろん大変
でも頑張って良かった

T・Eさん

八王子市内の保育園で保育士として働いています。
資格を取得するにあたり、特に役立ったのは、実習関連の授業だったと思います。週に1回地域の子どもたちを招いて、ピアノを弾いたり、手遊びをしたり、子どもたちと関わることでいろいろなことを学びました。人前で話をしたり、歌を歌ったりと緊張する場面もありましたが、この経験が保育士の試験や現在の仕事に役立っていると思います。
子どもたちの成長を間近に見ることのできる保育士、私はこの仕事を一生続けていきたいと思っています。