くらしの課題を考える
家庭の外に目をむけることも大切です。日本では、家事や子育てなどケアの負担が女性に集中しています。家庭の中だけで解決しようとせず、家事代行サービスや家事ロボットの利用、ファミリー・フレンドリーな企業や地域の取り組みなどを参考に、負担を減らす方法を考えることができます。
ジェンダー平等な社会を実現するために
「男性は仕事、女性は家庭」という意識は弱まりましたが、男性の家事育児時間はあまり増えていません。育児期にキャリアを中断してしまう女性が多いのも現状です。私のゼミでは、家事や子育てを家庭内で分担する方法だけでなく、ジェンダー平等な社会を実現するために何が必要かという視点で、卒業研究に取り組んでいます。
井上 清美 准教授
手づくりと同じではないですが摂れます。ビタミンCは、不安定な栄養素なので、調理、流通の過程で一部壊れてしまいますが、まったくゼロになるわけではありません。コンビニエンスストアのサラダなどにもビタミンCが十分に含まれていますので、工夫次第で健康にくらすことができます。
くらしに役立つ「食の力」を探求
私たちの生活を食の力でより良くすることを目標に、食と社会との関わりも考えながら、調理科学、食品科学、食文化など、さまざまなテーマで、卒業研究に取り組んでいます。また、食品成分の分析やおいしさの科学的な測定など、具体的なデータを扱う学びにも力を入れています。
三宅 紀子 教授
環境負荷が少なく、災害に強く、長く住み続けられる住宅です。
例えば、新築する時に将来を考え改修しやすく計画した住宅やエアコンにできるだけ頼らずに快適に過ごせる仕組みをもった住宅です。夏の窓辺にすだれを掛けて暑さを和らげる事も伝統的な知恵が活かされた仕組みの一つです。
これからの住まいを考える
日本の住まいは長い年月の中で、気候風土に適応し、工夫を積み重ね洗練されてきました 。研究室では民家等からその知恵を学び、これからの時代に必要な住まいを検討していま す。循環型社会の構築に向けて、日本の森林資源を活かした住まい、身近な材料を使った 住まい、長寿命な住まいに等について研究、提案を行います。
住分野の卒業論文例
- トーマス・グラバーと外国人居留地
- 夜間住宅地街路の光環境と安心感
- 木材利用促進法を背景とした公共建築物の施工事例に関する研究とその提案
- 2019年台風による千葉県市原市の建物被害に関する二年半後の現状とその問題
青柳 由佳 助教
近年の卒業研究テーマ例
※大学案内より多く記載してあります。
- 里芋の現状と里芋料理の変遷
- おからの嗜好性とおからパウダーを活用したスイーツの開発
- 女子大学生における韓国の伝統茶に対する認識と意識の変化
- トーマス・グラバーと外国人居留地
- 夜間住宅地街路の光環境と安心感
- 2019年台風による千葉県市原市の建物被害に関する二年半後の現状とその問題
- 木材利用促進法を背景とした公共建築物の施工事例に関する研究とその提案
- 大学生活における対人親密度の構築
- 高校生の自尊感情と共食の関係性
- ファッションにみるジェンダー意識
- 動画を用いた家庭科の被服分野の教材制作
- 「まちあそび型」アニメ聖地巡礼にみる地域創生の可能性
- 行政・企業・消費者からみた消費者志向経営