
授業紹介
こんな学びがあります
基礎ゼミ
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総合家政・食生活・ハウジング・ファッションの4つの領域を学べる現代家政学科の1年次の必修科目「現代家政演習」「基礎ゼミ」では、それぞれの領域での学びの特色や、先生たちの研究内容などに幅広く触れ、高校時代にはまだ気づくことのできなかった学びの可能性に出会うチャンスがあります。 企業の方による講演のほか、ゼミ形式で学びの成果の発表、キャンパスを飛び出して企業や学外の施設の見学などを通して、生活と社会の問題は密接に関係していることを体感し、4年間の学びの方向性を探っていきます。 |
エコロジー
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「環境問題」は、私たち人間が便利に生活すればするほど大きくなっています。例えば、私たち日本人が“回転寿司”を食べれば食べるほど、地球は暑くなること知っていましたか? 近頃、話題のヒートアイランド現象。本当に都心は何処でも暑いのでしょうか? 水や食糧、公園など身近なものから環境と生活のかかわりについて、見学や実習を通して実感しながら理解を深めます。 |
消費者教育演習
消費生活に関する身近な問題を調べ、その対応策の一つである消費者教育について自治体や企業などと連携・協働しながら学びます。消費者教育の担い手としての活動を通じて、問題解決のための調査手法を実践的に学習します。
食生活演習
企業や農協組織等とも連携しながら、「健康」、「素材の利用拡大」などのコンセプトに沿ったレシピ提案等を通して、私たちの食生活をより豊かにするための学びと実践を行っています。
建築調査
歴史を活かしたまちづくりについて、実際に歴史的建造物や町並みを見学しながら学びます。上野公園周辺の見学では、江戸時代から現在までの建築から、東京の歴史を実体験します。
ファッション造形実習A
ファッション表現の基礎となる、衣服の構造や構成方法を学びます。実際に衣服を制作しながらミシン縫製の基礎的な技術を修得することができます。衣服を制作することで、日常の衣生活の大切さを実感できる授業です。
先輩の履修モデル(令和3年度)
自分の目標や、興味のある分野によって、多彩な授業を組み合わせることができます。
先輩の履修モデルを少しだけご紹介いたします。
家庭科教諭をめざしながら、課外活動にも積極的に参加

衣食住をバランスよく、かつ総合家政という分野からも家庭科について学べる点に惹かれ、現代家政学科を志望しました。さまざまな資格取得が可能で、私は家庭科教諭をめざしています。課外活動としてはローズ祭実行委員の副委員長を務めたほか、学生スタッフとしてオープンキャンパスで学科の魅力を高校生に紹介しています。受験生の皆さんもぜひ、大学で興味のある分野を追求してください。
ローズ祭実行委員会の仲間と
ファッション販売能力検定3級を取得
2年次前期の時間割
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | |
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1 | 現代生活論 | |||||
2 | 栄養学概論 | レシピの比較文化史 | 食品学 | |||
3 | ファッション販売論 | 食品学実験 | 女性史 | 健康スポーツ演習 a |
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4 | 食品衛生学 | 食品学実験 | 家族支援論 | 教育相談論 | ||
5 | 家庭科教育法A | 教育原理 | ||||
6 | 教育課程論 |
好きという思いを形にしたくて資格を取得

衣食住を総合的に学べる点に魅力を感じ、この学科に進みました。料理人である父の影響でとりわけ食に興味があり、フードスペシャリストの資格を取得。また、博物館が好きという思いを形にしたいと思ってめざした学芸員の資格も取得見込みです。4年間でいちばん印象深い授業は「調理学実習」です。調理の面白さを実感し、授業内容はすべてノートに記録。お節料理も毎年作るようになりました。
「調理学実習」の自作ノート
自作のお節料理
3年次前期の時間割
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat | |
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1 | 食品の官能評価・鑑別演習 | |||||
2 | 食品の官能評価・鑑別演習 | 食生活演習 | 博物館資料保存論 | 食文化演習 | ソーシャルワーク論 | |
3 | 伝統文化の継承と発信 | |||||
4 | 江戸東京の文化 | 栄養学 | 博物館情報・メディア論 | 心理学b | ||
5 | 食料経済 | 民俗学 | 食文化論 |
授業Pick up
家庭科教育法
衣食住のエコなライフスタイルやSNSを活用した消費生活を提案する“模擬授業”など、生徒の興味関心を引き出しながらアクティブに学ぶ家庭科をつくります。

プロシューマー実習
食品ロス削減をテーマに生活調査を実施し、女性農業者や行政やメーカー・流通・小売事業者と消費者が連携した「おいしい食べきり運動」などを提案します。

建築調査
空間の把握の第一歩は“体験”です。実際の建築を見学し、理解を深めるとともに、スケッチや実測の実習を通して、空間の表現方法を学びます。

ファッションコーディネイト
多様なファッションデザインを、パーソナル特性、オケージョン、シーズン、デザインイメージなどを踏まえて、イメージマップにまとめることでコーディネートを学びます。
