2016年2月8日(水)に町田キャンパスに所属する中国人留学生5名が八王子市立横山第一小学校を訪問しました。
横山第一小学校では6年生3クラスの授業を訪れ、まず留学生が自分達の名前と出身地を紹介。その後のクイズでは、日本と中国の小学校生活の違いに、子ども達から驚きの声が上がっていました。
次に、5グループに分かれて、今度は子ども達による日本の紹介です。折り紙を折って見せてくれる子、クイズ形式で着物について紹介する子、日本の歴史について調べた内容を読んでくれる子・・・それぞれが工夫をして一生懸命準備をしてくれていました。
日本の印象や中国についても質問がたくさん出ました。留学生は、「順番を守るなど礼儀正しい」「まちがきれい」「牛乳が安くておいしい」などの印象を語ったり、中国の一人っ子政策について説明したり、中国語の簡単な挨拶を教えたり・・・。そこにまた新しい質問が出て、45分間があっという間に過ぎました。
6年生の授業の合間には、短い時間ながら他の学年も訪問しましたが、低学年のクラスでは、留学生が着ていたチャイナドレスに「きれい!」と声が上がり、拍手で歓迎されました。また、音楽の時間だったクラスでは、練習していた歌のプレゼントがあり留学生は大感激でした。
最後に、留学生にとっては初めての給食を子ども達と一緒に食べて、笑いの絶えない楽しい1日が終わりました。お互いに大変に有益な交流だったと思います。
6年生の男の子が「ニュースで見る中国は怖いけれども、お姉さん達はすごく優しい」と語ってくれましたが、人と人との直接の交流に勝る相互理解はありません。今後も、他文化に対する理解を深めるとともに、人間としての共通性を見いだしていくプログラムを展開していく予定です。(国際交流センター)