【現代家政学科】地域連携:ペコロスを用いたレシピ開発 -遠隔授業を中心とした取り組み-

令和2年度前期、現代家政学科専門科目「食生活演習」(3年生対象)で、あいち知多農業協同組合様との連携において、愛知県の特産品の一つであるペコロスを用いたレシピ開発を行いました。

 

ペコロス(直径3~4cmのタマネギ)

 

 

履修学生は3~4人で構成される班に分かれて、ペコロスを用いた料理2品を考えました。ペコロスは普段食べる機会が少ない野菜ですが、学生たちはその魅力を引き出し、利用拡大に少しでも役に立ちたいという思いで取り組みました。

 

今年度は、新型コロナウイルス感染対策として本科目も遠隔授業を中心に行いました。学生は家庭で各自試作を重ね、班の話し合いはビデオ会議システムZoomのブレイクアウトセッションを利用して行い、大学で調理を行ったのは1回だけでしたが、班ごとに工夫をこらしたペコロス料理が完成しました。

 

ペコロスの肉巻き

 

ペコロス入り具沢山アヒージョ

 

ペコロスとチキンのマルゲリータ風

 

ペコロスカップのツナコーングラタン風

 

ペコロスのピンチョス

 

ごろっとペコロスのチーズ焼き

 

実習の様子

 

話し合いの様子

 

 

今回開発したレシピは、あいち知多農業協同組合様のホームページの中の「オススメレシピ」のコーナーに掲載される予定です。

 

学生からは、

「ペコロスは、この授業を受けていなければ自分で手に取って調理することは無かったと思うが、こうして自分でレシピを考えて調理することで、とても身近な野菜になった。」「自分でレシピを考えることが想像以上に難しく、試行錯誤を繰り返しようやくレシピを完成することができたときはとても達成感があった。」「自身でレシピ制作を行ったことで、普段何気なく食べているレストランのメニューなどは、栄養価や原価、作りやすさ、季節感など多くの知恵が凝集されたものだと実感することができた。」「自分の発想に無かったクラスメートのレシピを見て作ることは楽しかったし、自分たちが作ったレシピを知らない誰かが作ってくれるかもしれないという期待を込められたのが嬉しかった。」「今後も自分でレシピを考えたりアレンジしたりして食を楽しめたらいいなと思う。」などの感想が寄せられました。

 

(写真・文:竹中、伊藤)

メールマガジン
登録受付中

メルマガ登録のメリット

  • イベント情報をイチ早くお届け
  • 最新ニュースをチェックできる
  • 東京家政学院大学の活動がわかる