【人間栄養学科】原光彦教授らの発表が優秀演題賞を受賞

日本小児保健協会は、90年近い歴史を有し、多職種の会員が協力して、子どもを取り巻く保健、医療、教育、保育、福祉の向上を目的とした活動を行なっています。

第67回学術集会は、コロナウイルス感染症のために2020年11月4日から6日の3日間Web開催で行われました。学術集会では、一般演題として204題の演題が発表され、本学人間栄養学科の原光彦教授の「新しい生活習慣病予防健診システムを用いた健診結果 -現行の健診システムの抽出率との比較-」が優秀演題賞を受賞しました。

発表内容は、発表者らが2019年に開発した、糖尿病や脂肪肝のスクリーニングも含む包括的な新しい小児生活習慣病予防健診システムを東京都内のS区に導入し、陽性者の抽出率を従来の健診システムを用いた健診結果と比較したものです。

新システムは現行システムより、広範な小児生活習慣病のスクリーニングが可能である一方、抽出率は旧システムと変わりないため、新システムの普及が望まれるという内容です。新システムは、小児生活習慣病の早期発見の契機となり児童生徒の健康教育にも役立つことでしょう。

 

 

 

メールマガジン
登録受付中

メルマガ登録のメリット

  • イベント情報をイチ早くお届け
  • 最新ニュースをチェックできる
  • 東京家政学院大学の活動がわかる