2021年12月4日(土)、外国語スピーチコンテストが開催されました。今年は、海外協定校である釜山女子大学校(韓国)とタンロン大学(ベトナム)、吉林外国語大学(中国)をオンラインでつないで開催しました。総勢31名が出場し、149名が参加しました。出場者は、英語暗唱部門、日本語弁論部門、海外体験弁論部門で、それぞれ自分の母語以外でスピーチをしました。
日本語弁論部門では、日本に興味をもち、日本語を習うきっかけの紹介他、体験から学んだ贈り物や食事など、自国と日本の生活文化や習慣の違いについて深く考察したスピーチが目立ち、出場者の熱意や日本への思いがオンラインを通してよく伝わりました。
その後は、クリスマスパーティーが開催されました。パソコンの画面の前で「乾杯!」。そして、釜山女子大学校の学生による日本語の丁寧な解説をしていただきながら、韓国茶道動画のデモンストレーションを視聴しました。その後、日本・韓国・中国・ベトナムの参加者が「お茶」をテーマに、時々スマホで検索しながら、自国でのお茶を飲む習慣やお茶の種類などをディスカッションしました。国は違いますが、同じアジア人であるためか、共通点を感じることも多く、一方で「お茶」の文化が生活の中に息づきながらも、国によりそれぞれ独自の文化として定着していることもディスカッションを通して学ぶことができました。協定校の皆さまとの交流を通して、有意義な時間を過ごすことができました。