皆さん、ご自身の健康に自信はありますか?
将来にわたって豊かな人生を送るためには、病気を予防し、健康を維持することが必要です。食事、身体活動、睡眠といった基本的な生活習慣を見直し、改善することで、がんを含む生活習慣病の予防効果が期待できます。また、若いうちから健康に関心を持ち、正しい知識を身につけて実践することが必要です。
本学科の実践応用栄養学研究室では、4年生のゼミ生とともに2022年度より高校生とその保護者を対象とした「がんを含む生活習慣病予防のための親子料理教室」を開催しています。
2023年7月17日(月・祝)に2回目となる料理教室を開催しました。
前日と当日朝に買い出し、会場設営を行い、参加者の方を迎える準備をしました。
そして、いよいよ料理教室のスタートです。
最初に、卒業生である千歳先生(国立がん研究センター東病院 栄養管理室長)から、最新の「がんと食事」について専門的なお話をしていただきました。参加者の皆さんは、うなずきながら真剣に耳を傾けていらっしゃいました。
続いて、4年生の学生が講師となって、デモンストレーションしながら調理実習の献立を紹介しました。
献立は「ミックスビーンズのキーマカレー」です。
「がんを含む生活習慣病の予防効果が期待でき、また高校生が一人でも作れる献立」をコンセプトに学生が考案しました。
さて、ここからは親子そろっての調理実習です。
参加してくださった高校1年生のお二人とも普段は料理されないとのことでしたが、とっても上手でした。
終了後、皆さんから「楽しかった」とのお言葉をいただき、スタッフ全員で喜びました。
今回、料理教室を運営した4年生の学生の感想です。
「自分を含め、大切な人たちが笑顔で健康な毎日を過ごすためには、日々の食生活が重要であることを理解していただけたら幸いです。皆さんが少しでも健康や料理について興味、関心を持ち、そして料理に挑戦していただけたら嬉しいです。」