令和4年度「学生が選ぶベストティーチング賞」(東京家政学院大学教員表彰)

令和6年1月26日(金)、令和4年度の「学生が選ぶベストティーチング賞」の教員表彰式が行われました。 この表彰式は、前年度の授業評価アンケート結果を基に、学生の指導並びに教育方法の改善に積極的に取り組み、顕著な成果をあげ、特に高い評価を受けた教員を称えるもので、児童学科松山直輝助教、非常勤講師の竹口文博先生、原田一義先生の3名が表彰され、鷹野学長から一人ひとりに表彰状、目録が手渡しされました。

【受賞者から一言】
・松山直輝先生(現代生活学部児童学科助教)
この度、私が担当している授業「障害の基礎的理解」を表彰に選出いただき、大変光栄に思います。
本授業では、アクティブラーニング(学生同士がテーマに応じてディスカッションを行い、それを発表し合う形式)を中心とした実践を行いました。ディスカッションでは、学生それぞれの視点から障害に対する考え方や特別支援教育に対する意見が述べられ、多角的な視点・意見から物事を学習しようとする姿が印象的でした。
この取り組みより、学生たちが少しでも障害に対する理解を深め、特別支援教育に対する興味関心が高まれば嬉しく思います。今後も、学生の声を聞きながら積極的に授業の改善に努め、より良い授業作りをしていきたく思います。

鷹野学長と松山助教


・竹口文博先生(非常勤講師) 
私は東京医科大学の医師です。このたび、東京家政学院大学人間栄養学部長の金澤良枝教授からご依頼があり、1年生の解剖生理学Ⅱを担当しました。 理解すべき事項が多岐にわたる科目でしたが、学部生が熱心に聴講し、講義後は質問も多く、期待どおりの講義時間を共有できました。最終講義後の「教科書にサインしてください」という学部生の長い行列ができていたことを不思議に感じました。東京家政学院では教科書にサインをする慣習があるのかを尋ねたところ、「そんな慣習はありません」と笑われました。
「竹口先生の講義が楽しみだったので、受講記念にメッセージとサインがほしい」と言われて、うれしい驚きと共に、自分が役に立った実感が持てました。今回の表彰を励みに教員としてさらに精進いたします。
充実した講義の共有は学部生のスタートです。皆さんが管理栄養士の国家試験合格を発射台にして、思う存分、社会で活躍されることを確信しています。

鷹野学長と竹口先生

・原田一義先生(非常勤講師) 
私は現在、複数の大学で非常勤講師を務めていますが、授業中よく小言を言ったり説教をしたり、また宿題をたくさん出す方でもあるので、昔から学生にはまったく不人気な教師でして、「学生が選ぶベストティーチング賞」のような賞は自分には縁が無いものだと思っていました。なので、今回の受賞は私が一番驚いています。正直なところ、私の授業の何が学生に評価されたのかよくわかりませんが、あえて言えば、
・PCを使用した演習形式の授業なので、学生自身が作業の手ごたえを感じやすい。
・Google Classroomに全資料を置いてあるので復習しやすい。・本授業で学んだ知識や技術を他の授業で活用できるケースがある。
・PCに不慣れな新入生がそれなりに多くいて、その学生側の不安や需要と授業の内容がマッチしている部分がたぶんかなりある。
というようなことが学生に好意的に評価されたのかなと推測しています。

鷹野学長と原田先生
集合写真(右から、鷹野学長・原田先生・竹口先生・松山助教・吉永副学長)

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