【食物学科】「ジュニアサッカー選手に対する食育講座」を実施しました

2024年7月20日(土)、山梨県でのサッカー合宿に参加した小学2~6年生40人を対象に、食物学科の岩本准教授が「ジュニアサッカー選手に対する食育講座」を実施しました。

「何時に食べてる?」「いつも、どうしてたかな?」 参加の小学生たちは自分の生活習慣を〇×で自己評価!

今回の講座は40分程度で、以下の詳細な内容に基づいて進められました。

  1. はじめに:生活をふり返る
     自己評価:子どもたちは自分の日常生活を振り返り、朝ごはんを食べているか、決まった時間にご飯を食べているか、夜更かしをしていないかなど、生活習慣について〇×で自己評価しました。
  2. 食べものの働き
     栄養の役割:食べ物が生活するため、成長するため、スポーツをするためにどのように体に使われるかを説明しました。
  3. 健康な食事の基本
     三色食品群:黄色(主にエネルギー源)、赤(主に体を作る食品)、緑(主に体の調子を整える食品)の食べ物の仲間について学びました。
     バランスの取れた食事:赤、黄、緑の食べ物を全て含む食事を心がけることを強調しました。
  4. 補食の重要性
     補食の定義:朝・昼・夕の3食で不足しがちな栄養を、練習前後に補うための食事であることを説明しました。
     食事や補食のタイミングと内容:練習の2~3時間前に食事を摂ること、練習直前にゼリー飲料やスポーツドリンクを摂ること、練習後には疲れを取るための補食を摂ることをアドバイスしました。
  5. キウイフルーツの魅力
     栄養価:グリーンキウイは食物繊維が豊富で、サンゴールドキウイは1個で1日分のビタミンCを摂取できることを紹介しました。
岩本准教授による「キウイフルーツの魅力」の解説

講座終了後に取ったアンケートには、子どもたちから多くの意見や感想が寄せられ、栄養についての理解が深まったことを実感しました。
また、実際にキウイフルーツを試食することで、普段の食事にフルーツを加える大切さを実感してもらいました。

本プロジェクトは、ゼスプリ インターナショナルジャパンとの連携のもと、地域社会の健康増進を目的として実施しています。
今後も継続して、様々な年齢層に対して栄養教育を推進していく予定です。