町田市では、「まちだすいとん」の普及により、町田の地域の味としての伝承と町田産野菜の普及啓発、並びに野菜摂取量の増加をめざしています。このまちだすいとんの普及並びに市の食育について、生活共創学部生活共創学科の米澤准教授が町田市食育推進委員会に所属し、活動を行っています。
このような関わりから、まちだすいとん普及について、7月22日(火)の学食メニューで、まちだすいとんを販売しました。
学生の中には、すいとんを知らない、食べたことがないという人もいましたが、みんな美味しそうに食べていました。
なお、本来は下記の特徴のように中力粉を使用しますが、7月22日の学食メニューでは、片栗粉を使ったレシピを学生が提案しました。
【まちだすいとんの特徴】 (町田市ホームページより)
その1.季節の町田産野菜を使用します。ただし、ごぼうは味が強いため使用しません。
その2.長ネギの緑色の部分まで無駄なく使い、よく炒めます。
その3.すいとんは、中力粉(地粉)を使い、よくこねて、薄く引っ張ってちぎった平たい形をしています。
注記 町田市内で栽培されている地粉が中力粉のため、中力粉を使用します。
第一回目の販売となったため、30食限定としました。関わった教員、学食の関係者、そして社会連携室職員は、学生が購入してくれるのか、はたまた売り切れるのか大変気を揉みましたが、昼休みに入ってすぐに完売しました。
当初は「すいとんを知らない学生がいる」と知らされていましたが、「おばあちゃんが良く作ってくれた」と言って食べていた学生や、「美味しかった。次も食べたい」という学生もいるなど、成功したと言えるでしょう。
今後も第二回目販売を9月25日(木)に行うほか、11月開催の大学祭でも出店予定です。
また、具材の一つとして使われたナスは、生活デザイン学科3年のガーデニング実習Ⅱ(生活共創学部生活共創学科 石綱准教授)で栽培・収穫されたものです。


