人間栄養学科 の目標

1年次〜4年次の目標

基礎知識を身に付ける

社会で管理栄養士が担う役割を理解するとともに、土台となる基礎知識を身につけます。

実験・実習を通して知識を展開する

1年次に学んだ基礎知識を基に、実験・実習を通して知識と技術の統合をはかります。

学外実習を通して応用力を養う

1~2年次に得た知識・技術を高めると同時に、学外実習に出て応用力を養います。

将来を見据えて専門性を高める

国家試験対策や卒業研究を通し、実践に向けて専門性を磨きます。

専門性を高めるプログラム

栄養教育実習Ⅱ

栄養教育等の理論をふまえ、グループで学習者の実態把握のためのアセスメント内容の抽出、食環境づくりの視点に着目した食育の企画書の作成とプレゼンテーション、さらにはロールプレイまでを行います。本学が和食文化の保護・継承を目的とした農林水産省の事業に参画していることから、農林水産省の事業や、マルコメ株式会社、キッコーマン株式会社、株式会社ロフト等の企業での活動事例の紹介、学生のプレゼンテーションへの講評や改善点等についてご示唆をいただき、実践力を身につける機会としています。

学内外の体験プログラム

臨地実習(給食運営・臨床栄養・公衆栄養)

管理栄養士が活躍する特定給食施設、医療施設、公衆栄養分野の施設で行います。授業で得た知識・技術は現場でどのように活かされているのか、計4週間かけて学び、実践力を養います。

卒業研究テーマ例

  • 慢性腎臓疾患者の24時間蓄尿から考える食事管理のあり方
  • 低たんぱく麺のレシピ検討
  • 運動部に所属する女子中学生およびその保護者への「補食」に関する料理教室の効果について
  • 幼児の平日と週末の身体活動・座位時間と肥満との関係
  • 千代田ハチミツから分離した野生酵母を用いたパン
  • 女子大生のシリアルの認知度とメニュー展開に関する研究
  • フードマイレージに着目したSDGs活動における共創
  • 帰宅困難者支援施設運営ゲームの実施と評価 など

産学連携活動

千代田区の和食文化リサーチ

千代田区内の店舗と連携しながら若い世代に和食文化を伝えるプロジェクト「たべチヨダ」。店主の想いや和食文化を形にしていく商品開発など試行錯誤する中で、コミュニケーションや問題解決の方法など、将来に役立つ経験をたくさん積むことができます。