2020年7月29日
学生・保護者の皆さまへ
東京家政学院大学
学 長 廣江 彰
2020年度後期授業について
学生生活における新型コロナウイルス感染症対策について、皆さんのご協力に心から感謝いたします。
政府による緊急事態宣言解除後、社会経済活動のレベルが段階的に引き上げられている一方、本学の所在する東京都では新型コロナウイルス感染者数は再び増加傾向にあります。
こうした状況下で、難しい判断となりましたが、本学では、学生及び教職員の健康と生命の安全を確保することを第一に考え、9月21日(月)から開始される後期授業期間につきましても、原則としてインターネットを活用した遠隔授業を実施することを決定いたしました。
ただし、実験や実習など実技を必須とする授業科目は、感染症予防策を講じ大学での面接授業を実施いたします。
面接授業の対象となる科目、時間割等詳細は9月17日、18日に予定する後期オリエンテーション内でお知らせいたします。
なお、8月3日から開始される、対面での定期試験並びに実験・実習については、構内での3密を避け、ソーシャルディスタンシングを前提とした教室利用を行うなど、感染防止対策を講じ実施いたします。
一向に感染拡大が収束しない情勢の中、”withコロナ期”において、大学教育のあり方についても例外ではなく、今後はコロナウイルスと共存しながら学修をする事を考えていかなければなりません。高等教育機関としての使命を果たし、学生生活の充実を図るために、遠隔授業の教育効果を慎重に検証しながら、来年度以降の授業運営についても、どのようにしたら最善の教育を皆さんに届けられるか、またどのような対応が可能かを検討しております。
今回の決定に対し様々なご意見があろうとは存じますが、皆さまと皆さまの大切な方を守るための決定であることを何卒ご理解いただき、ご協力賜りますようお願い申し上げます。