本学を含めた千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム（千代田区キャンパスコンソ）の大学では、首都直下型地震やゲリラ豪雨などの予測困難な大規模自然災害の防災・減災対策として、令和3年度から、共同研究事業を進めています。今年は関東大震災からちょうど100年目の年となり、改めて防災の重要性に注目が集まっています。
昨年度、学生、また、大学職員により行った「帰宅困難者支援施設運営ゲーム（ＫＵＧ）」という図上訓練ゲームの内容が「MIW通信53号（2023年8月発行）に掲載されました。避難所である体育館を縮小した施設の図面を用い、ワークショップ形式で帰宅困難者を受け入れたり、滞留したりする上での課題やイメージを把握し、そのマニュアルを作成 ⁄ 更新するヒントを得るためのゲームです。他大学の学生と意見を交換したりして、千代田区の防災への意識を高めています。
今年度も地域の方々と一緒にKUGを実施することも企画しています。是非とも本誌をご一読ください。
