令和8年7月16日(木)、令和7年度の「学生が選ぶベストティーチング賞」の教員表彰式が行われました。 この表彰は、前年度に実施された「学生による授業評価アンケート」の結果をもとに、学生の指導および教育方法の改善に積極的に取り組み、顕著な成果をあげ、特に高い評価を受けた教員を称えるものです。今回は、令和7年度前期のアンケート結果をもとに、人間栄養学部人間栄養学科 山田光彦教授、現代生活学部現代家政学科 北見由奈教授、人間栄養学人間栄養学科 綿貫仁美助教の3名が表彰され、鷹野景子学長から表彰状、目録が手渡されました。

【受賞者から一言】
・山田光彦先生(人間栄養学部人間栄養学科教授)
このたびは、このような名誉ある賞をいただき、大変光栄に思うとともに、身の引き締まる思いです。この賞は私一人のものではなく、「解剖生理学」を履修し、率直な意見や感想を寄せてくれた学生の皆さんと一緒にいただいた賞だと受け止めています。心から感謝申し上げます。
解剖生理学は、管理栄養士として必要な知識の土台を築く重要な専門必修科目です。一方で、100分間の講義を14回という限られた時間で全身の構造と機能を学ぶため、学生にとって決して容易な科目ではありません。そのため、講義の途中に気分転換を兼ねたストレッチを取り入れるほか、ペアワークや毎回の振り返り演習を通して、集中力を維持しながら理解を深められる授業づくりを心がけています。
今回の受賞を励みとして、これからも学生とともに改善を積み重ねながら、「しっかり学ぶことができた」と実感してもらえる授業を目指してまいります。
・北見由奈先生(現代生活学部現代家政学科教授)
この度は「ベストティーチング賞」という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。日頃から私の授業を温かく支えてくださる教職員の皆さまに、この場をお借りして心から感謝申し上げます。
今回選出していただいた「教育心理学」は、教員免許取得を目指す学生を対象とした科目です。私が授業で大切にしていることは、一方的に知識を教えるのではなく、学生が【自分で考える楽しさ】を実感できる場を作ることです。試行錯誤を繰り返す毎日ですが、授業中に熱心にメモを取る姿や、鋭い視点からの質問、リアクションペーパーに綴られた熱い感想の数々が、私にとって何よりの原動力であり、刺激となっています。この賞は、私一人の力ではなく、主体的に授業に参加し、共に素晴らしい空間を創り上げてくれた学生の皆さん全員でいただいた賞だと思っています。
今回の受賞を大きな励みとし、これからも「先生の授業、受けてよかった!」と言ってもらえるような授業を目指したいと思います。
・綿貫仁美先生(人間栄養学部人間栄養学科助教)
この度は昨年度に引き続き、私が担当しております「基礎調理学実習」がベストティーチング賞に選出されましたことを大変光栄に思います。2年連続でこのような栄誉ある賞をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
本授業は入学して間もない学生が一番初めに取り組む実習です。調理技術を身につけることはもちろんですが、学生一人ひとりが「なぜこの工程が必要なのか」を考えながら取り組めるよう心がけています。調理は手順を覚えるだけでなく、食材の状態を見極め、判断する力が求められるため、基本を大切にしながら考える力を養うことを目標としています。慣れない実習に最初は戸惑う学生も少なくありませんが、回を重ねるごとに失敗を次への学びへとつなげ、班員と声を掛け合いながら主体的に調理へ取り組む姿に、大きな成長を感じています。技術だけでなく、協調性やコミュニケーション力も実習を通して身につけてほしいと考えています。
これまでの経験を活かしながら、今後も学生と一緒により良い授業を目指していきたいと思います。
