大学院 人間生活学研究科

人間生活学研究科

東京家政学院大学 学長
鷹野 景子

 生活に関わる事象を
 学際的視点で探究
 知識の深化と切磋琢磨の場を提供

新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、人々の生活は一変しました。一人ひとりが、それぞれの人生や日々の生活における価値観を自らに問い、グローバル社会の一員として、何を大切にして生きていくべきかを改めて考えるようになりました。
 そして今、身近な生活の課題を解決するために、人間の生活を科学的に探究することが求められています。
 本学大学院「人間生活学研究科」では、総合科学としての人間生活学に興味のある学生に広く門戸を開いています。高い専門的知識を教授することに加えて、その道の専門家たちからの知的刺激や院生同士の切磋琢磨により、高いレベルの課題解決能力やリーダーシップを身につけることができます。
 大学院での学びは、将来の選択肢を格段に拡げます。深い知識や多様な経験で培った力を活かして、本学修了生は、学術界、教育関係、企業等で活躍しています。

東京家政学院大学大学院 人間生活学研究科長
林 一也 教授

 現代社会の多様な問題を見つめ
 その解決方法を自ら探究し
 社会に貢献する

 現在社会は様々な問題に直面しています。私たちが生活するこの社会が持続的に機能し、発展していくことを実現するための様々な課題を見いだし、その解決を図る意欲的な教育研究を行うのが人間生活学研究科です。
 「人間生活学」は、人間の生活にかかわる事象を科学的に研究する学際的な学問です。私たちの生活は便利で豊かになった一方で、環境汚染や地球温暖化など、この地球環境を維持するためには待ったなしの状況になっています。私たちが暮らしやすさを求めてきたことが、様々な環境問題と密接に関係してたことを気づかされたのが今日です。このような環境問題に対処するためには、一人ひとりが人間生活と環境との関わりについて認識と理解を深め、環境教育やESD(持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動)といった多様な問題の解決につながる学習・教育活動が必要です。 人間生活学研究科は、学士課程(現代生活学部、人間栄養学部)の教育を発展させた2専攻により、現代社会が抱える多様な課題を解決に導く教育研究に取り組んでいます。少人数教育の中、院生は教員や院生同士の活発なディスカッションを通して、高度な専門性が求められる職業を担うための学識、能力および倫理観を培い、社会に貢献する人材を育成します。

2つの専攻で育成する、社会が求める「知のプロフェッショナル」

東京家政学院大学大学院人間生活学研究科は、質の高い生活を創造するための理論と実践を研究する「家政学専攻」、人々の健康の維持増進に向けた戦略的な方法論を研究する「栄養学専攻」があり、学士課程教育との連続性を意識しながら、人間生活に関わる専門的知識や技術を修得することができる家政学・栄養学の中核的な教育研究拠点として2020年度に2つの専攻を開設しました。

2つの専攻分野の垣根を超えた横断的な履修体制

社会・環境の変化が著しい時代において、持続可能な社会の実現や、生活の質をより向上させていくためには、広い視野に立って精深な学識を有する「知のプロフェッショナル」が必要です。現代社会が直面する個人、家族、地域及び地球規模の諸問題に対しても実践的に貢献できる有為な人材を養成します。

社会を牽引する教員による教育・研究体制

講義は、各分野をリードしている教員によって少人数制のゼミ形式で行われます。研究指導は、指導教員(主指導教員、副指導教員)のもと、設定した研究課題に基づいて、修士論文の提出に向けて進めていきます。
※家政学専攻では、修士作品又は特定の課題の研究成果についての審査を受けることもできます。

専攻分野の横断的な履修体制

人間生活学研究科を構成する家政学専攻と栄養学専攻において、専攻を横断した普遍的なスキルやリテラシー等を身に付けるという観点から、相互の授業科目を履修することができる仕組みを整えています。履修した他専攻の授業科目の単位は、6単位を超えない範囲で在籍している専攻において修得したものとみなすことができます。


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1923年の創立以来、東京家政学院はつねに科学の目から、女性が女性らしさを見つめ、その真価を探究していく家政学を探ってきました。