研究分野
- 教育学
主な研究テーマ
- 「生徒指導」と子どもの権利保障の課題についての研究
- 地域における新自由主義教育政策の受容と展開の研究
- 教育労働運動の歴史研究
研究キーワード
#子どもの権利 #教育法学 #教育政策 #生活指導 #教育労働運動史
受験生へのメッセージ
「子どもの権利」と聞くと、堅苦しいなと思う人がいるかもしれません。「権利」は英語で“right”です。この単語を辞書で調べると「当然の」という意味があります。したがって「子どもの権利」とは「子どもにとって『当然のこと』を大切にする」という意味となります。実は身近なことなのですね。これが保障されるために学校、教師、親や大人、家族、社会、国はどうあるべきなのか? について、私は研究をしています。
主な担当授業科目
学部
教育制度論、教育原理、教師論、教育実習指導、教育実習A、教育実習B、教育実践演習(中等)、教育実践演習(栄養)、地域貢献活動(介護等体験)、博物館教育論、東京家政学院を学ぶ、現代家政学演習、基礎ゼミ、現代家政ゼミA、現代家政ゼミB、卒業研究A、卒業研究B
大学院
家政学総合特論、教育実践特論
関係するSDGs
リサーチマップ
https://researchmap.jp/onomasa
学 歴
- 東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程 単位取得満期退学
学 位
修士(教育学)、修士(法学)
主な職歴
- 福山市立大学教育学部講師
- 福山市立大学教育学部准教授
- 東京家政学院大学現代生活学部教授
所属学会
- 日本教育学会
- 日本教育法学会
- 教育史学会
- 日本生活指導学会
職務上の実績(主な研究業績・社会活動等)
- 小野方資「ゼロ・トレランスに基づく懲戒を目的とした「特別な指導」の法学的検討―広島県教育委員会「生徒指導ハンドブック」の批判的検討を手掛かりに」『生活指導研究』No.38、2021年9月、75-84ページ
- 谷口聡・小林和記・小野方資 「17条(教育振興基本計画)2項(地方公共団体)」日本教育法学会編『コンメンタール教育基本法』学陽書房、2021年10月、480ー492ページ。
- 小野方資「『犯罪機会論』に基づく生徒指導観の形成過程」『生活指導研究』No.37、2020年11月、59-69ページ。
- 小野方資・広田照幸「運動方針の転換(1995年)に向けた日本教職員組合内における合意形成過程」広田照幸編著『歴史としての日教組 下』名古屋大学出版会、2020年2月、252-289ページ。
- 小野方資・宮錦万文「小規模校で育つ子どもと親の思いを行政は考えていない―統廃合計画に教育上の根拠なし 広島県福山市」山本由美編著『小中一貫・学校統廃合を止める』新日本出版社、2019年9月、190-208ページ。
- 小野方資「ゼロ・トレランスに基づく福山市「生徒指導規程」の教育法学的検討」『日本教育法学会年報』第46号、2017年3月、159-168ページ。
- 小野方資「教育政策形成における「エビデンス」と政治」『教育学研究』第82巻第2号、2015年6月、241-252ページ。