6月11日(日)に本年度第5回の森のようちえんを実施しました。
今回のテーマは「雨宿りのできる秘密基地づくり」。
使えるものはブルーシートとロープ、はさみのみ。
限られた道具の中で、子供たちは切磋琢磨、思考を凝らして秘密基地を作っていきます。
しとしとと降っていた雨は、子供たちの頑張りに負けたのか、途中から身を潜めます。
「雨宿り」と聞いて思いつくのはやっぱり屋根です。
どのチームも最初に手をつけたのはブルーシート!
カツラの森を見渡して、ロープを縛れそうな頑丈な木を探します。
予習ばっちりのお姉さんたちから、危ない木の見分け方を学びました。
木を決めたらいよいよロープ貼りです。
こちらも予習ばっちりのお姉さんたちから、ロープの結び方を聞き、実行します。
お姉さんたちが苦労したロープ結びを、子供たちはいとも簡単にこなし、屋根を流れる雨の方向を見ながら、見事に張っていきます。
しかし、時には上手くいかず、ブルーシートが持ち上がらなかったり柱にしたい木がしっかり立ってくれなかったり…
それでも、時間をいっぱい使って、最後は全員誇らしげな顔でパシャリ。
「僕のところが1番!」と、終わりの会の頃にはみんなが口にしていましたね。
そして、今回のもう1つのテーマは「自然を大切にする」こと。使った道具は少なかったけれど、ロープの切れ端をしっかり拾います。縛ったロープも解いて、引っ張ってきた木や地面に刺した木はもとあった地面に戻します。子供たちはみんな片付けまでバッチリでした。
カツラの森に出来たそれぞれの秘密基地。
姿かたちはもう無いけれど、森を通るとき、ここに秘密基地を作ったなと思い出したら楽しくなります。
雨が降ったら、またみんなで屋根を作ろうね。(主任 大澤)
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